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青春はプールの中で13-22 - 05/26 Sat

trackback (-) | comment (0) | 青春はプールの中で
何度達したかだなんて判らない。ただ、判るのはこの独特の疲労と倦怠感。そして、全身についた噛み跡だけ

顔が近付けられる度、キスを期待したのに最後まで唇にはくれなかった。これが柿内の『線引き』なのだろう。柿内らしいといえば、柿内らしい

「・・・悪かった」
「・・・」
「こんなことするつもりじゃなかった」

カチンとくる言葉

じゃあどんなつもりだった?柿内はどんな気持ちで自分を抱いたのか

同情?最初から判っている。これにあの時と同じ愛情なんてカケラもなかったことくらい

嫉妬?理想の柚木 流じゃなかったから?じゃあ柿内にとっての理想の柚木 流はなんだったのだ

友情?友達とセックスするなら親友の但馬とだって求められたらするのか?

「ふざけんな・・・」
「・・・悪かった」

再び謝られて、そこに謝る理由なんてないはずなのに愛がなくてごめん。と言われているようで、愛なんてない行為だったと突きつけられているようで唇を噛む

ベッドから立ち上がって部屋を出ていく柿内の背中を掴みたい。好きだから。柿内だけが好きだから期待してた。全部柿内だけ。出逢いを求めに行ったけれど、結局は柿内以外は心も体も許せないと判ったから。モテないなりにも誘われたこともある。でも、ついて行かなかった。ついて行けなかった。だって、彼らは柿内じゃなかったから。ずっと柿内を想いながら偽物のそれで自分を慰めていた。言えない。これも柿内の理想とはきっと違う柚木 流だから

「・・・ぁ・・・」

ゴミ箱に捨てられたコンドームには精を吐き出した形跡がなくて柚木は天井を仰ぎながら左手で顔を覆う

感じてたのは、快楽に溺れたのは自分だけ。柿内は自分の中で感じることさえしてくれなかったのだと思うと罪悪感と虚無感で心が押し潰されそうだった
柚木は嬉しかったのに。こんな関係はよくない。そう思う気持ちもあったけれど、柿内が自分を求めてくれていることが嬉しかったのに・・・結局は独り善がり・・・















心が痛い。柚木に乱暴した。もう二度とあんなことしない。そう誓ったのは何年も前のこと。柚木が泣くまで体を打ち付け、止めろと懇願されても止めてやらなかった

これが夢でも幻影でもなく、現実なのは背中に立てられた爪の跡がヒリヒリと教えてくれる

「・・・」

達せなかった理由は判らない。柚木が他の男に抱かれている。そう思っただけで頭に血が上り、あり得ないほど興奮を覚えたのに快楽は感じていたのに昇りつめることができなかった

射精障害かなにかかと思ったけれど自室では問題なく達することができたし、柚木に触れ、挿入し、快感は確かに感じていたのに自分の体も心も判らない

天井を見上げて壁を見つめる。壁の向こうに柚木がいる。もっと抱きしめて優しくしてやりたい。でも、怖い。柚木にまた拒絶されることが怖い

柚木に乱暴して自分はもうこの部屋にいるべきではないのかもしれない。でも、柚木を癒したい。その為に柚木が間違った方へ進まないように・・・いや、自分が嫌なのだ

柚木の傍を離れることも、体の関係だけの相手を作ることも許せない

恋人でもないのに、恋人になるつもりもないくせにこんな独占欲間違っている

判っているのに手離せない。手離せないからこそ柚木からの拒絶が恐ろしい

柿内は立ち上がるとキッチンに立つ
何かしていないと落ち着かなかった。柚木への謝罪がこんなことでできるとは思えないけれどせめて冷蔵庫全てを柚木の好物で満たそう、そう思って

いや、自分がここにいていい理由を作りたくて

それでも柚木が許さなかったら???

「クソ・・・キツいっ・・・」

柿内は苦しくて息が詰まる感覚に胸を押さえた






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THE NTR属性 柿内!

まぁね、最初からそこはブレないでいてほしいwwwだって、最初柿内が恋心気付いたのって柚木が竹市としてる夢見てからだったしね(あれ?そうだった・・・よね???)




それはそうとーーー!お給料日ってテンション上がるじゃないですかー!(水尾の場合25日)んで、テンションの上がり方が、「やっほーい!今月こんだけ稼いだからこれ全部ゲームに課金してやんだぜーーーー!!!!!」とかになるわけですよ。家庭のある人間の考えじゃないアホなのは判ってんだけどアホはアホのまま年取っていくんだっていうお話です

イイんだ。水尾、それで自分が満足して癒されて元気になれるならそれでイイんだ。また月曜日から頑張るもん。働くもん。動機が不純でも次の給料日まで頑張れるならそれでイイんだもん
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