FC2ブログ

青春はプールの中で13-48 - 06/23 Sat

trackback (-) | comment (0) | 青春はプールの中で
柚木がシャワーから戻り、夕食に手をつけ始める

「やっぱ柿内の唐揚げ美味いよなー!」
「そうか」
「あ!オレの練習着さー、血付いたやつ!あれ取れるかなー?捨てるしかないかー?」
「あー、どうだろう。っつかそのまま洗濯機入れたのか?」
「いや?一緒に洗濯していいのか判んなかったから脱ぎっぱなしてある」
「・・・取りたいんだったらすぐに水洗いしとけよ・・・ったく」

立ち上がった柿内を引き止める

「別にいい」
「あ?」
「後でやる」
「いや、血っつーのは時間経つと取れねぇんだっつーの!早けりゃ早い程」
「・・・じゃあ捨てるから。取れなかったら諦めるから」
「はぁ?」
「お前とメシ食ってんの!約束してただろ!」

柿内は黙って座ると柚木の顔を真っ直ぐ見つめる
約束。そう。柚木は約束を守ってくれている。だから自分も自分に約束したことを実行するべきだ。と息を吐き出した

「・・・あのさ」
「うん」

柿内がテーブルの携帯を指す

「・・・?」
「セフレ・・・連絡先、全部消してくんね?」
「え?」
「っ・・・だからっ」

柚木は俯いてどうしようか迷いながら顔を上げた

「無理」
「っ!でもっ!あんたっ!・・・あんた、言った・・・だろ」

携帯を差し出す柚木

「ねぇもん」
「あ?」
「セフレ・・・いない」
「でも・・・」
「最初からいない奴、消せるわけないだろ。見てもイイから。お前に何も隠すことなんてないし」

わけが判らない
セフレがいるから出掛ける前に『準備』をして、そして

「あー、柿内、ちょっと来て」

席を立った柚木が柿内の腕を掴むと自室の扉を開く

「オレのセフレ・・・いるとしたらこいつらだな」

ベッドの下から引き出した小箱をベッドの上で逆さまにするとガチャガチャと音を立てて落ちて来るある種のオモチャたち

「・・・え」
「・・・男にモテねぇのはホント。体だけでもだなんて奴もいるわけない」
「待てよ・・・意味判んねぇ!あんたは」
「お前以外の男としたいとか思ったことない・・・ゲイバーに行ったのはホント。男となら上手く行くかもとか思ったのもホント。でもお前だからよかった。柿内だから」
「ぁ・・・っ・・・じゃあっ・・・いねぇのな?っ・・・オレ・・・クソ。考えてた言葉全部飛んだっ!」

柚木は柿内の手を取って柿内を見上げる

「オレは嘘吐いてでもお前が欲しかった。判るか?答え、出たか?オレの望んでた答え、待ってた答え。教えてくれるか?」
「っ・・・あんたが好きだ。ずっと。ずっと・・・付き合って・・・くれんのかよ」
「ふは!言い方っっ!生意気すぎだろそれ!可愛くねぇーーー!」
「だっ・・・あんたが・・・予想外のことばっか・・・」
「うん。ありがと。それを待ってた。期待して待っててよかった」
「っ・・・ユズ」

柚木を抱きしめるとすぐに足技を掛けられてベッドへ押し倒される

「ちょ!」
「待ってたっつっただろ?」
「だからって!っつか背中あんたのセフレ当たって痛ぇ」
「ハハッ!セフレ!そうそう。特にこいつー」
「バカ!見せんな!」
「使うか?」
「はぁ?!」

柚木は満更でもなさそうな柿内の額を指で突くと首を振る

「使わねぇよ。お前のがいい。恋人なんだろ?もう、いいよな?お前だけだ。セフレなんて要らない」







にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ


にほんブログ村

さっくさくと進んだな・・・

遂に遂にーーー!!!柿内が好きって言ったよー!!!祝杯だー!わー!祝杯だー!!!


・・・それより、柚木が男前なのが伝わってほしいのだけれど

変態スパダリ柿内と男前柚木
関連記事
スポンサーサイト



comment

コメントを送る。

URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する