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アイスクイーンとの恋はホワイトアウト1 - 07/02 Mon

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初恋は多分高校3年の時

え?
遅い?いやいやー、確かにさ、あー、あいついい体してんなーとかうわぁーカッコイイー!とかさ!そんな感情はあったよ?オレも男だしー!あぁ、うん。気付いた時から対象は同性。マイノリティだけどまぁ、それも自分だし受け入れるほかないじゃん?



すげぇ悩んだ




今も悩んでる

でもさ、あの時そんなのどうでもよくなるくらい心から突き動かされたんだ



ピッチの上の彼に




ゴールデンウイークだったと思う。5月だってのに暑くて休みだってのに部活でダルいって思ってたはず
毎年恒例の連休があるとある姉妹校との合同合宿
3年になると慣れたもので同級生や1年後輩の奴らと挨拶交わして始まった練習

オレらの学校よりも強いって評判だったのはキングとかふざけたあだ名のついた彼

「よー!元気かー?」

神崎 冬児。まー、あれだ。うちのマネージャーはこいつに会うのを楽しみにしてるっつー噂もあるくらい嫌味なイケメン。まぁ、判るよ?判るー!オレもうっわーイケメンーって思ったし、サッカーも上手い。あーどうかこの完璧な男に天罰が下りますよーに!!!オレを好きになる呪いでもかかればいいのにー・・・そしたらこの身体中弄り倒してからタイプじゃないって捨ててやるんだ

「うちは今年きっと全国とるぜ?」
「あー?」
「すっげぇの入って来たし」
「マジで?」
「1年でレギュラー来んぞー。すげぇもん」

はいはい。毎年言ってるよなーーーーっていうね。去年入って来たのはガーディアンとかこれまたふざけたあだ名のゴールキーパー、寺島 克郎。まー、ホントさ、年下なの?っていうくらいの貫禄で止めまくってくれちゃってお陰で寺島が出てる試合は1点しか点数入れられなかったんだよなー

「まーたふざけたあだ名でもついてんの?」
「ハハッ!ついたついたー!まさかのクイーン!アイスクイーンだ!」

クイーーーーンッッッ!!!女王とかふざけすぎだろ!っつか本人嫌だろ!女王だぞ?!せめて王子のがよかったよなーー
あれ?王子って何?キングは王様でー王子って何?あ!プリンス?あー微妙ー!プリンス微妙ーーーー!!!もしオレがプリンスとか呼ばれたら速攻止めろって抗議すんね!絶対!

まぁ、そんな感じにオレはまたふざけたあだ名つけられた奴が入ったんだなー。としか思ってなかったわけ

でも、それが練習試合始まってから変わった

空気が変わるってあんじゃん

試合の時空気が変わるのはそりゃーあるわけだ。緊張感だとか闘志が燃えるだとかそんな感じに。でも、そん時は違う

フォワードの彼がボールを手にした瞬間彼1人の時間が流れた

一瞬見惚れる程のフォーム
ボールが、ボールから吸い付くようにドリブルして行く姿
ボールが静かに蹴られる音だけが響く感じ。あれはオレだけかなー?いや、結構みんなあ、女王ってこいつだって本能でわかった

その場を制する孤高の女王

動けないでいたらいつの間にかゴール決められてて、笛の音でやっと体が動いたんだ

風に靡く清潔感ある髪
スラリと伸びた手足
外で活動しているはずなのに灼けていない肌

心臓を鷲掴みにされた

ゴールを決めた瞬間にも表情を変えなかったくせに神崎が褒めて背中を叩くとはにかみながら笑うところとか最高に可愛くてそれを見てまたその場から動くことができなかった

それが、女王と呼ばれる男

兼季 薫との出会い



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パソコンが更新かかったまま動かないので今日はスマホから操作して必死にアップ作業したけどどーにも校正作業ができてなくて色々ダメすぎる(;´д`)


今日からしばらくこちらのハイテンション系?の単発になります。しばらくお付き合いくださいませー
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