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つれないキミと売れてる僕3-14 - 05/31 Sun

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「須野ちゃんが体型気になるとか!!!!!」
「や、気になるでしょ」
「光も毎日筋トレとかなんかそんなん欠かさないし・・・え?オレだけやばい?気にしなきゃいけない?」
「お前は手遅れ。その腹とかもう既に手遅れ」

葛西はその言葉にムッとして「光だってビール飲みまくりなのに・・・」と呟きながら里見の脇腹をつつくと、その指が緩んでいない腹を感じ取る

「光、腹見せて」
「ん?ほれ。美しいの見ろよ」

里見がシャツを捲ると須野はすぐに目を逸らす。白い肌が。キレイな腹筋が・・・見なくても判る。目に焼き付いているから

「くっそームカつくー。須野ちゃん見せて?」
「え?僕?」
「そー。見せてー」

須野は少し笑って椅子を引くとシャツを捲る

「すっげー!須野ちゃんカッコイイー!」
「え?」
「なんだよ。オレにもそれ、言えよ」
「光はムカついた。でも須野ちゃんカッコイイー体してんなぁ。よし。オレも走る!須野ちゃん!一緒に走ろ!」

須野はまた笑って「イイよ」と了承する。里見は気に入らない。隣で笑っているこの男の笑顔を今無性に壊したい・・・乱れさせて屈させたい


ピリリ・・・

「・・・ゆりさんだ・・・」

里見が電話に出ると何か少し慌てた表情で「ごめん。今から戻ってすぐ送りなおす」と言って電話を切るとすぐに立ち上がる

「どしたー?」
「送ったデータ壊れてるらしい・・・持ってんのが壊れてんのか送ったのが破損したのか判んねぇけど心配だから今から帰って確認して送り直す」
「えー!急ぎじゃないっしょー。っつか締め切りまでまだまだあるしー」
「いや、オレの方で壊れてたらあれ、書きなおしだからな・・・」
「あ、じゃあ今作ってるもの包んでもらって家で飲みなおそうか」

須野がそう言って立ち上がろうとするのを肩に手を乗せ座らせる

「いや、お前らはここで食っていけ。春子もそのほうが嬉しいだろ」
「でも」
「いいって。じゃあまたなー。春子ー!仕事入ったからオレだけ先帰るー!はぁ?また来るって。バカってなんだよ!」

里見の声が部屋の外から聞こえるが、それが聞こえなくなるとすぐに静かな空気が流れる

「須野ちゃん、マジでよかったの?」
「ん?」
「さっき、光が服めくった瞬間すっげぇ顔してたよ?」
「え!ホント?やばいな・・・」
「好きで仕方ないっしょ?」

須野は小さく頷く

「だからね、走ってんの」
「は?」
「もう少し自分に自信が欲しい。そしたらまたゼロから始める」
「ゼロから?」
「そう。告白から」

須野は小鉢をつつきながら少し微笑む

「自信がついて・・・僕が選んでもらえるように毎日努力する。また10年以上かかるかもだけど・・・それでも毎日頑張るよ」
「・・・かかるわけねぇよ」

光も須野の体を見たときに須野のように判り易くはなかったが触れたそうな顔をしていた。葛西だけが気付いている2人のこと。それは本人たちにあえて言うことでもないと口を閉ざしたが、イイものを見た気がした。



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水尾、マッチョは嫌いなんです。
細マッチョっつーのも萌えないの。骨が折れそうなのが好き。っていうか実際に折りたい・・・と思ってる変態なのですよ
そんな水尾の好みだと、みんなが萌えないのかもしれないと思ってとりあえず登場人物のイケメン設定はみんなきれいに筋肉ついてるのが多い・・・(どうでもよすぎる情報でごめんなさい)

最近暑すぎませんか・・・水尾、夏はいつだってプールの中で生活していたようなものだったので暑さには弱いです;で、暑くて窓開けたまま寝たら風邪ひきました・・・ううう年だ・・・こんなことで風邪ひくだなんて・・・
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