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アイスクイーンとの恋はホワイトアウト22 - 07/26 Thu

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昼飯にラーメン食った後、適当にブラブラして部屋に戻るとまた寂しさが襲って来てテレビをつけて音量を上げる

楽しかった。貴文といるのは楽しかったんだよ。ホントに。普通に遊べるのも奇跡的だよね。なんでも話せてよく笑う貴文は見てるだけで楽しくなってくるくらい可愛いし。一緒に笑えるし・・・貴文を薫の代わりだなんて思わなかったくらい

トントン

ガバッと体を起こす。控えめなノックは薫のノックだから

「いるんでしょ?」

薫・・・寺島と別れてからそのまま来た?なんで?寂しくて?オレに会いたくて?

「・・・」

ドアを開けるとすぐに見上げられる。あ、これキス求められてる。可愛い。キス・・・んで、フワリと香る薫のシャンプーの匂い。部屋で浴びて来たのか・・・オレと・・・するため?

「・・・朝、途中だったから・・・って思ったんです・・・けど・・・も、必要ない?・・・だよね・・・ボクじゃなくても、いるんだし・・・」

いやいやいやいや!なんでそこでしおらしくすんの?!オレ傷ついて凹んでたのに!小悪魔かなんかなの?!オレを弄ぶの?!ヤダ!やめてーーー!騙されないよ?!簡単に騙されるもんか!朝だってオレはこれに・・・いや、騙したか?薫は騙してないな・・・うん。薫は悪くない

ぎゅっと抱きしめると薫のシャンプーの香りを嗅ぎながら耳元に唇を寄せる

あー、薫だー。すげぇ薫ー!めっちゃ可愛くて愛しくて・・・一気にこんな気分になるのは薫だけ

「・・・薫、楽しかった?」
「は?何それ」

楽しかったけど寂しくなって苦しくて忘れたくて来た?気持ちよくなって一瞬でも忘れたいから?だから?

ヤバい。超カッコ悪い。でも、でも、オレだって!オレだって!

「七瀬さんだって・・・一緒にいた人、綺麗な人だったね。楽しかった?」
「あぁ、だな。楽しかった」
「・・・っ・・・ルームシェアっ!ボクとするのやめてあの人とするの?」
「ぇ・・・」
「ルームシェアじゃなくて・・・同棲?お揃いのだっさいマグカップなんて揃えてさ!ボクのことはどうだっていいんだよね?」

なんだよ!なんで薫がそんな顔すんの?!オレに対するその独占欲何?!ズルイよ!ズルイ!オレ、だって・・・こんな苦しいのに薫のこと諦められないんだよ?!

「貴文は」
「聞きたくない!」
「・・・友達」
「聞いてないってば!」
「昨日は貴文とホテル泊まった。でも何もなかった。言ったよね?」
「・・・別にそんなことどうでもイイし聞いてないんですけど」
「するつもりでホテル行ったのにできなかった。意味判る?どうしてか判る?」
「だからっ!聞いてない!何度言えばイイわけ?!」
「薫が好きだから!薫しかヤなの!判んねぇ?」

薫の瞳が揺れる。そんな顔させたいんじゃない。寺島といた時みたいに笑ってほしいのに!なんで!なんで!

「でも、信じられないのも判る。未遂でもそのつもりでホテル行ったんだし」
「聞いてない。どうでもいい」
「聞いてよ!オレカッコ悪いけど!やっぱりこの関係キツい!薫はオレの事・・・どう思ってんの?付き合ってよ。忘れさせるから!オレと」
「ムリ」

終わった

終わったよね。せめてオレがイケメンだったら、神崎みたいにイケメンで性格も完璧だったらよかったのにな

「付き合ったら寺島さんから呼ばれた時すぐ行けないってことでしょ」
「え」
「・・・判ってる。でも、寺島さんから呼ばれたら気持ち抑えられない」

待って。待って?

それがなければ付き合えるの?オレの事、好き?

「行ってもイイって言ったら?」
「朝みたいに途中でも追い出してイイわけ?」
「それは」
「セフレの方が割り切れるでしょ」

割り切れる?オレはムリ。薫だって割り切れてないじゃん。オレが貴文といたの嫉妬して、シャンプーの匂いが嫌だとか嫉妬して・・・ルームシェア止めるんじゃないかって不安になって

割り切れないこのセフレって関係、最初から機能してないじゃん

それに・・・

付き合って、寺島に呼び出されて出掛けるのを悪いと思うってことだよね・・・オレに悪いって思うんだよね・・・






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あぁ、終着点は決まってるのにーーー進まないーーーそこまで一気に飛びたい。そして思うままにつれキミ売れ僕を!!!

つれキミ売れ僕書き始めてね、青プ完結させた今、私の心を癒してくれるのは里見しかいないんだー!!!って気分なわけなんですよ。っていうかつれキミ売れ僕書いてて超楽しい!もーヤバい。やっぱり須野と里見楽しいっ!!!!
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