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アイスクイーンとの恋はホワイトアウト29 - 08/02 Thu

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バイトが終わって寺島さんの部屋へ向かう。差し入れくらいやっぱ必要だと思ったけど何がイイのか判らなくてやたらと大量の荷物になったけれど。こんなに散々したらなんのためにバイトのシフト増やしたのか判らない

「おー!薫来たかー!」
「お疲れ様です」
「何?お土産?別によかったのに!」

そのセリフ、寺島さんだったら判るけど神崎さんが言うからホントに仲がいいなって思う。だって、寺島さんの部屋だよ?寺島さんへのものだって判るでしょ

「寺島さんもお疲れ様です」

寺島さんはカッコイイ。背が高くてがっしりしてて昔から大人っぽくて冷静で。そして一途に1人の女性をずっと愛してるところとか最高でしょ?

ボクはどうしたいんだろう。寺島さんが好きだけど彼女を一途に愛してるところも好きな理由のひとつだからホントどうしようもない

「なぁー薫ぅー!攻めるとしたらこーじゃんなぁー?」
「・・・何の話ですか」

紙に書いた表をちらりと覗くと部活の試合の攻撃内容を相談してるのかと思ったのに書いてある名前が高校時代のチームメイトばかりで首を傾げた

何?懐かしい面子を想像して楽しむとかそういうやつなの?
対戦相手まであの高校だし・・・まぁ、1番対戦したとは思うけれど、思い入れがあるかと聞かれたらそれは別

「今度集まるじゃん」
「あぁ・・・え?」

神崎さんの突拍子もない話はいつもでボクは想像したことが当たりませんようにって祈った

「ん?うちの部活のコート借りた。んで、部室かどっかでそのあと飲みやろ」
「・・・それ、皆に伝えてます?」
「んー・・・伝えた?」
「いや、オレは知らないですよ。今からでもちゃんと伝えないとマズいと思うけど」
「あー、そっかー!スパイクとかさーすがに履いてこないよなー!そしたらさ!そしたらオレらだけスパイク履いてって超得点差つけるとか?!」

あぁ、昔から変わらない。わがままで横暴。でも、それが罷り通るから王様なのだ。この人は

「薫、七瀬さんに直接知らせてくれるか?神崎さんに任せるとまた面倒なことになるから」
「はい」

じゃあ寺島さんが七瀬さんに言えばいいのに。ボクから言うと七瀬さん、寺島さんたちと会ってたことまた・・・?傷付けるから?そんなのずっとそうだったのに何今更そんなこと・・・

「薫ぅー!お前は可愛いよぉー!薫ーーー!寺島みたいに酷いこと言う子になっちゃダメだからなぁー?!」
「・・・」
「ヤダ!無言?!え!もしかしてもう既に寺島の手先か?!おい!薫!」
「・・・ボク、お酒持ってきましたっけ?」
「いや、自分で持ってきた」
「あー!薫!ホントに寺島の味方かよー!」

神崎さんに掴まれそうになると寺島さんはいつも守るようにボクを抱え込んでくれる。ドキドキが伝わりませんように。っていつも祈りながら心の中で幸せを感じるんだ

「あー!ズルいー!寺島!薫の独占ズルいー!オレキングだぞー!姫はオレのだろ!オレの嫁!」
「いや、妃じゃないから姫っつーことなら神崎さんの娘になるでしょ」
「なんだとー!でも薫はクイーンだもん!プリンセスじゃないじゃん!」
「いや、神崎さんだからね?姫って言い出したの」
「くっそー!寺島ホント可愛くない!!!」

ボクってやっぱり必要ないんじゃないかなって2人のやりとり見てると思うんだけど、それでも寺島さんも神崎さんもボクに構ってくれるし、この時間がずっと続けばいいのにって思ってる









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えー・・・昨日は朝から全身蕁麻疹でー・・・ホント1日イライラしてたら更新作業してないのもすっかり忘れて寝てしまった水尾です
今日はもう元気なのー!超元気ー!

そして、薫サイドからの更新苦手すぎてホントキツイわけで・・・察してw
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