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つれないキミと売れてる僕3-20 - 06/06 Sat

trackback (-) | comment (5) | つれないキミと売れてる僕
里見の行動に葛西は慌てて服を着るが、下着を履いた時点でドアが開いて頭を抱えた

「・・・」
「話しある」
「・・・」

須野は信じられないものをみたという顔で2人を交互に見つめる

「あー・・・須野ちゃん、これは・・・これはぁ・・・」
「葛西と寝た」
「ちょ!」
「・・・」
「お前が望んだことってこういうこと?」

須野は黙って里見を見つめる

「とりあえず女も何人か抱いた。んで、違うかと思って男とも寝てみた。お前の言う通りにしてみたけど全然判んねぇ。気持ちはよかったけどだからなに?何考えればいいわけ?」
「・・・」
「いろんな奴抱いた上で、やっぱりお前がイイっつったらお前は満足するっつーこと?」
「・・・」
「須野っ!なんとか言えよ!」

須野は里見の足もとに崩れ落ちる

「・・・葛西と・・・寝たの?」
「そう」
「・・・葛西と?」
「そう」
「僕・・・以外の人と?」
「お前が言ったんだろ?」

須野は口元を押さえると嗚咽を上げる

「そんだけ苦しむの判ってただろ?」

里見は須野の背中に足を乗せる

「なんで言えねぇんだよ!誰にも渡さないって言えばいいだろーが!自分だけ見てろって言えばこんな想いしなくてすんだんじゃねぇのか?」

背中に乗せた足で背中を押すと簡単に倒れる須野

「お前のせいだ。葛西がオレと寝たのはお前のせいだ」
「光!やりすぎっ!」

倒れた須野を蹴りあげる里見。それを必死に止める葛西
蹴られたところを押さえながら須野はゆっくり起き上がる

「オレはお前と違うから待てねぇ。考えろの意味もわかんねぇ」
「・・・」
「苦しみ足りねぇなら吉田とでも寝てくる」

里見が須野の前から去ろうとすると腕を掴まれて止められる

「や・・・だ・・・」
「・・・」
「イヤだ!僕以外の人にこれ以上触られるのヤダ」
「・・・最初からそれ言えばよくね?」

葛西は里見の表情が穏やかになったのに気付いてホッとする

「葛西、里見はダメ・・・渡せない」
「や、最初から奪る気ないからっ!」
「里見・・・もう、他の人のところ行かないで。抱きたくなったらごめんだけど・・・僕の後ろで我慢して」
「オレの顔見て言え」
「っ・・・里見、ヤダ。僕以外の人に触ったら嫌だ」

涙でくしゃくしゃになった顔で里見を見上げる

「・・・バカ。お前が手放さなけりゃ誰にも触らなかったのに」
「う・・・吐きそ・・・」
「はぁ?」
「葛西と・・・寝た・・・吐く・・・気持ち悪い」
「ちょ・・・」

里見はしゃがむと須野の耳元で「ここで吐いたらキスしてやんね」と囁くと須野は涙目になりながら何度も頷く

「あぁ・・・須野ちゃん」
「・・・」
「うっわぁー怖い!マジで怖い顔しないで!あの、えーっと・・・最後まではしてないよ?」
「・・・」
「やぁぁぁ!怖いぃぃぃぃぃぃっ!ごめんなさい!指は挿れました!ごめんなさいっ!!!」

それを聞いてまた「吐きそう」と言いながら床に伏せて泣きだした須野の背中を2人は優しくさすったのだった



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ふう。やっと山は越えました。
そろそろお気付きの方もいるかもしれませぬが・・・
実は3幕、里見の誕生日話を書く前に修正も全部終わっていたものでして;
時系列が狂ってるwww計算して書け!私!みたいな。
このネタバレ最初にしてたらいかん。別れてないのバレバレじゃん!って思って書かなかったのだけど、別れるわけないよねー。このバカップル!
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2015/06/06 Sat 00:48:37
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2015/06/06 Sat 01:02:03
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2015/06/06 Sat 01:02:31
Re: タイトルなし : 水尾 央 @-
>お名前空欄様
コメントありがとうございます
確かに、周りが甘やかしすぎてますよね。でも、それでも一緒にいたいっていう愛なんです。きっと。
未熟な里見を須野の愛で変えていく・・・っていうのがひっそりとテーマになってたりします
2015/06/06 Sat 23:42:48 URL
Re: タイトルなし : 水尾 央 @-
>ながれぼし様
コメントありがとうございます
風邪からは復活しました。多分wコメントを受けたら返す・・・これは楽しみでもあるので鍵コメだろうがなんだろうがどんと来いなわけなんですよー。
須野は基本的には強い人間だと思います。里見に関してだけ弱くて(それはそれはもう弱すぎる)好きをこじらせて里見が自分を好きになってくれるわけがないと思っていたのが須野なのでw
自信がない話は多分5幕か6幕ぐらいのネタ・・・になるのかなぁ・・・ぼやぼやーっとしか考えていないのですが、ネタのストックはあるので頑張りますー
2015/06/06 Sat 23:47:25 URL

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