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つれないキミと売れてる僕12-13 - 09/30 Sun

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「・・・」
「なんだよ」
「ううん。嬉しくてちょっと・・・なんか固まってた」
「堅くなってんのはお前のシモの話だろ」

里見の手が須野の下肢へ触れて思わず体を引く

「里見、疲れてるしっ!そこは、ほっといて!反応しちゃうけどっ!それは里見が全体的に色っぽいしっ!仕方ないのっ!でもっ!我慢できるの知ってるでしょ?!っていうか僕、里見にキスされたりギュッってされるだけで反応しちゃうの判ってるでしょ?!」
「10代のガキかよ」
「っう・・・里見、ダメなんでしょ?」

縋るような須野の顔に微笑む。愛されている。須野の表情だけでそれが里見を満足させる程愛を物語っている

「メガネ、外してくれるの?!」
「外さねぇよ」
「っ・・・じゃあ」
「おやすみ」

もう1度軽く唇に触れた里見の唇。須野は目を閉じてその余韻に浸る。満足したわけじゃない。もっともっと里見を見つめて抱き締め好きだと言いたい。でも、里見の言うことすべて守りたい。背を向けた里見がメガネを外し、ベッドサイドへと置く。見たい。でも見ない。里見が嫌がるから

「ん」

須野は差し出された里見の手を優しく握ると自然と笑顔になった

言うことを守る。そんな須野を信じてくれているから里見も須野の願いを叶えてくれるのだ

「愛してる」
「ん」
「愛してるっ・・・里見・・・愛してる」

キスの代わりに、抱きしめ返してくれる代わりにギュッと握られる手に須野は微笑んで里見の首筋へ唇を落とす

「おやすみ。僕の愛しい里見」
「ん」

里見は須野の愛の囁きを聞きながら目を瞑る

完璧じゃなくなって不安だった心が満たされながら眠りに落ちていくのを感じていた

先に眠ってしまったらキズを須野に見られるかもしれない。でも、しない。須野は里見の言うことを守ることを知っている

見ていないところでも里見の言いつけはいつだって守る須野を知っている

里見が須野の前で無防備に眠りにつけるのは言葉にはなかなか出して伝えられないけれど里見も須野のことを想っている証




里見の寝息が聞こえ始めると里見を起こさないように里見を後ろからそっと抱きしめる

夢じゃないと、ここにいる里見が現実だと確認したくて

「里見・・・」

長かった。早く会いたかった。もう仕事に戻りたくない。里見に会うためにあと何日で帰れるか携帯のカレンダーと何度もにらめっこした日々。自分をあと何日頑張れば里見に会える。と励ましてきた日々。そして叶った。里見に会えた・・・また仕事に戻れば暫く会えない。苦しい。でも、里見も毎日疲れるまで仕事を頑張っているのだから自分も負けてはいられない

判っている。でも里見とずっと一緒にいたい。里見を24時間見つめていたい

「大好きだよ。大好き。里見、大好き」

首筋にキスをして里見の匂いを自分に擦り付けるように抱きしめる

「ぁ・・・ダメダメ」

繋いでいた手を離されて須野は里見の手を掴もうとするけれど寝返りを打つ気配に慌てて背を向けて目を閉じる

寝返りで須野の方を向いたから不可抗力。そう言い訳はなんだって出来るはずだけれど頑なに約束を守ろうとする須野

でも、須野から背を向けているのはあまりに勿体無くて目を閉じたまま里見と向き合い、里見の頭を胸に押しつけるように抱きしめる

「見てないよ?見てないからね?」

そっと髪にキスをしながら須野も目を閉じる

「愛してる・・・愛してる」






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何も考えずにPCの前にいられる時間が欲しいなぁ・・・っていうかTOPにリンク全然貼れてないToT

ページリニューアルも考えてたのに半年くらい考えてるのに全然できそうにないーーーううーうううーーー


でもそれよりも更新を止めたくないっていうのが先にあるー
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