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つれないキミと売れてる僕12-26 - 10/13 Sat

trackback (-) | comment (0) | つれないキミと売れてる僕
須野の携帯に電話が掛かってくる。タイムリミットの合図

でも、須野は以前のように愚図って里見の傍から離れようとせず、電話も無視し続ける
最近では物分かりの良くなった従順な犬のように別れを惜しみつつも仕事に精力的になって来たと思ったのにこれでは逆戻りだ

「うっぜぇ!」
「里見と離れたくない離れたくないー」
「仕事の邪魔」
「じゃあ静かにする!静かにするからお願いっ!お願いーーーー」
「電話出ろ。山口さんだろ!電話鳴り続けてんのがもう仕事の邪魔だっつーの!」
「だって出たら里見とまた離れなきゃだもん!足りないんだよ!里見が足りないの!次いつ帰って来れるか判んないとか鬼畜すぎるスケジュールだもん!帰ってきても里見が忙しくていないかもとか考えたら僕頭おかしくなる!!!」
「安心しろ。もう充分お前の頭おかしい」
「里見ぃぃぃーーーー」

里見は小さく溜め息を吐くとこの今の須野の状態は自分の弱い心のせいで須野が戻ってきたのに体も繋げられなかったせいなのかと少し反省する。だからこそ今こんなに面倒くさい須野になっているのだろう。これはまるで駄々をこねる子どものようだ

完璧じゃないから見せたくない。完璧じゃないから愛されない。今はバカバカしいのに昨日までは受け入れられなかったこと
でももう違う。里見 光は須野 寛人に愛されている

「寛人」
「はいっ?!」

里見に名前で呼ばれるとドキッとする。顔を上げると軽いキスが降ってきて須野は里見を抱き締める

「次ももしかしたら服は脱げねぇかもしれないけどセックスはしような?」
「っ・・・んっ!する!したい。したいよ・・・でも里見と抱き合うのにシャツがあるのも嫌だー!何も身に着けてない里見がイイーーー」
「お前は、オレの事愛してんだろ?」
「うん!愛してる」
「オレの小便まで飲みたいんだから汚ぇキズ見たって平気だよな」
「?・・・里見」

ふわりと抱き締めると里見の耳元に唇を寄せる

「里見に汚いところなんてない」

汚いところなんてない?そんなこと言えるのは見ていないからだと怒鳴りかけてあぁ、排泄物まで愛せるんだった。と、須野の胸を殴り、鳴り続けている須野の携帯を掴む

「もしもし。おはようございます。須野の携帯です」
「え!待って!ヤダ!出ちゃダメ!里見!なんでー!なんでっ!」
「あぁ、須野、起きてます。愚図ってるだけで」
「ヤダ!行かないっ!里見といたい!絶対行かない!僕ムリ!ムリーーー!里見が足りないー!里見と離れたくないー!」
「あぁ、はい。判りました。あ?オレ?いや、ムリ!仕事詰まってんで。あぁ、判りました」

須野は泣きそうな顔で首を振る

「あと30分イイってよ」
「え!」
「30分。そしたら山口さん迎え来るって」
「あ、あ・・・ホント?ホント?」
「山口さんも甘いよなぁ。お前が愚図るの見越して30分早めに連絡してきたのかもだけど」
「里見っ!あ、あのっ!あの!!!」

里見は仕方ないという顔で笑うと須野の腕を掴む

「時間ねぇからソファーの下で跪け。てめぇの言うオレを補給してやるよ」
「っっっ!!!愛してるっ!!!」

たった30分。でも、須野にしたら里見と過ごせる幸せな時間。そして、里見の命令からこれから甘い30分になるのだと期待し、胸を高鳴らすのだった









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須野がただのドMな犬になっている気がする・・・あれ?あれー?????

っていうかね、私、ホント1章1章長くなってきてる・・・まだ全然序盤ぐらいの感じなんだけどどうしようこれ・・・あ、問題ないですか?問題ないですね!えぇ!ええ!削ろう!と思ってた所もそのまま書き綴ることにする!今まで早く書きたい場面書こうと削って削ってクライマックス持って行ってた感じがあるな・・・あ、水尾も成長してんじゃない!?これ!

須野や里見が成長しているのと同じように水尾も少しずつすこーーーーーしずつカメよりもカタツムリよりも遅い歩みで成長してるんじゃない?!・・・っていうかカメとカタツムリってどっちが早く移動できんの?←
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