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つれないキミと売れてる僕12-27 - 10/14 Sun

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「・・・おはよう。相変わらず早いね」
「まぁ、習慣なんで。今、あいつ来るんで」

須野を迎えに来た山口がドアを開けたのが里見で驚きの顔を見せた

「あいつ、落ち着いた?」
「いや、まだ中で愚図ってる」
「だろうなぁー」
「・・・休み、いつ取れるんすか?」
「え?!あ、休み?んー・・・そのうち?」
「それじゃあいつあぁなりますね・・・」

里見から須野の予定を聞かれるのにはまだ慣れない。でも、里見と上手くいっている証拠だと山口は笑う

「オレも今やたらと立て込んでるけど、オレもあいつも忙しいうちが華なんで」
「寛人が里見くんくらい物分かり良ければーーー!!!でも里見くんの方が手がかかりそうだけど!」
「まぁ、間違いなくそうでしょうね」
「里見が芸能界入るなら僕マネージャーするー!」
「バカ言ってないで行くぞ!」
「ね!僕里見のマネージャーするからね?!ね?!」
「早く行け」
「じゃあ電話するね?!電話するからね?!」

里見はハイハイと頷くと須野を追い払うかのように追い払う仕草をする

「山口さん!すぐ行くからちょっと外で待ってて!」
「お前!30分やったろ!」
「あと3分!」

山口は溜め息を吐くと部屋を出る
3分をケチって連れ出したら逃亡しそうな気がしたから3分くらいなら問題ない

「里見」
「なんだよ3分って」
「キス」
「さっき散々しただろ!」
「うん。でも、いってきますのキスはまだ」

里見は溜め息を吐いたがすぐに微笑むと

「いってらっしゃいダーリン」

とキスをする

「っっっ!!!!もう1回!!!もう1回それ言って!あ!やっぱ止めて!勃ちそう」
「ざけんな。行け」
「行ってくるね?里見」

もう1度優しいキスを落とした須野は「もう大丈夫そうだね」と微笑んでから「浮気しないでね?」とまた笑った

何がきっかけか判らないけれど里見からの弱々しさは感じなくなっていた。それは須野にとってどこか寂しい気もしたけれど里見が自信を取り戻せたのならばここを少し離れていても大丈夫なはず

須野が部屋を出て行くと里見は背伸びをする

須野からの愛は失わない。たとえ完璧じゃなくたってそれだけは確実にあるもの

須野からの愛がなければダメになった自分が許せなくはある。でも、須野からの愛はもう中毒。元々皆から愛されていることで自信を持っていた里見が今、須野からの愛だけで自信を持てるくらいの大きな愛

唯一確実で失くならない愛だと信じられる相手

「バカだな・・・浮気とか今更だろ」

浮気が悪いことだなんて思ったこともなかったのに今じゃ欲求不満でも誰かと遊ぼうだなんて考えもしないのに。須野を愛している。須野に愛されなくなることが不安になる程に

「ふー。仕事すっかぁー」

1度背伸びをすると里見は机へ向かってパソコンを立ち上げるとそういえばメガネもしないまま山口の前に出たことを思い出して須野もバカだけれど自分もバカだと改めて思いながらメガネを掛けてキーボードを叩き始めた








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あーこの後の結末まで一気に書いちゃいたい。ネタバレしちゃいたいーーーー


ってのは水尾焦りすぎである
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