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青春はプールの中で1-5 - 07/05 Sun

trackback (-) | comment (0) | 青春はプールの中で
しばらく部室で無心になっているとようやく落ち着き、水着に着替える
1人だけの部室でそっと干してある柚木のシャツに手を触れる

「っ・・・」

湿ったシャツ・・・透けた肌色を思い出しそうになってすぐに手を引っ込め、部室を出る

「腹痛治ったかー?」

プールサイドへ行くと竹市にそう聞かれて、柚木が腹痛ということにしてくれたことを知る

「なんとか」

そう答えると柚木と目が合って。ニヤリと笑う柚木に「ちっ」と舌打ちをするとプールに入って練習を始めた



自主練習まで終わって着替えの時間

「まだ湿ってる気がする」
「っつか避けろよ」
「お前が避けたから余計掛かったんだけど!!!!」

柚木に尻を蹴られるとロッカーに頭をぶつける柿内

「いってー!!!」
「ふはは・・・って血!!!うぎゃー!ごめん柿内!!!うわ!血!どーしよ!!!血!!!!」

当たりどころが悪かったようでロッカーの角で額を切った柿内に慌てる柚木

「や、大丈夫だって」
「でも!保健室・・・は閉まってるか・・・救急箱ー!!!救急箱はあったけど何?何から?消毒?え?何?」
「落ち着けって」

柚木の腕を掴むと至近距離

「大丈夫か?」

大丈夫ではなかった・・・心臓の高鳴りが大丈夫じゃない

「柿内?」

額の傷を確認する為に近い・・・近い・・・顔が近くて・・・
それはまるでキスの位置・・・

「・・・あんたなら顔打つだけで済んだだろーなぁ!!!」

柿内は自分の心を押し殺し、そう笑う
長身だからぶつかった。それをからかう

「心配したのになんなんだよ!バカ!っとに・・・お前なんてこれで充分だ!!!」

血を適当にティッシュで拭ってペタリと絆創膏を額に押し付ける

「痛ぇっつーの!」
「悪かった」
「おう。足癖悪ぃよ。あんた。ホントにいつも蹴る」
「オレの武器はこの足だかんな!」
「チビだから手も短くてストロークが不利なだけだろ」

柿内は再び尻に蹴りを受けると怒った柚木は1人で部室を出て行った

危なかった。あのままキスしようとした・・・キスなんてしなくてよかった・・・

この関係は崩したくない。大事な大事な先輩と後輩。そして友人・・・



帰宅した柿内は自室に戻るとベッドに座ってため息を吐く

あんな夢を見る前に、余計な妄想を夢でしてしまう前にネタにして発散してしまおう・・・そう風呂に入りながら思ったものの、やっぱり迷ってしまう。後戻りできない気がして・・・でも、今日みたいなことはきっと溜まっているから・・・

「っ・・・よし」

思い出す。彼の肌を。肌に張り付いた濡れた制服・・・透けた乳首・・・
思い出すだけで熱くなってくる。ジャージに手を入れて静かに昂りを掴むと下着を下ろす

近付いた顔・・・キスしそうな距離・・・柚木の唇・・・ゴーグルの跡、塩素の匂い、濡れた髪・・・

真っ直ぐ自分を見ている瞳、自分を呼ぶ声・・・

気付いたら夢中で扱いていた。柚木のひとつひとつを思い出しながら、夢中で夢中で・・・

「っ・・・」

放った白い欲望は柿内の手のひらを濡らし、それを見つめる

『好きだ・・・』

言えない言葉は心の中だけで吐き出す。今、今だけ吐き出す



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あ、最初に謝っておきます←?
このお話エロ少な目でござる・・・まぁ、エロ担当はこの中でそのうち出てくるのだけれども・・・他のと比べると少ない予定(予定っていうのがまた・・・ね)
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