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柚木くんと竹市くん1-後 - 07/21 Tue

trackback (-) | comment (0) | 青春はプールの中で 番外編
球の嬌声を聞きながら何度もキスを落とす
可愛い恋人。最初は恋愛感情なんてまるでなかった
それでも毎日電話してきたり、練習の後に会いたいと言われて行ってみたり・・・共通点は水泳をやっていることだけ。それでも会話には困らない。ずっと話し続ける球に相槌を打ち、それでまた話を聞く。帰り道にいつも好きだと囁かれ、見せられる無邪気な表情に少しずつ竹市も心を許してしまう

そして、球のリードで奪われた初めての経験。それも今ではいい思い出・・・リードされていたのは初めのほうだけ。慣れてきたらどう可愛がるかどう虐めるのかで竹市は球の躰を支配する

「たけちゃんっ、も、もうっ・・・」
「いいよ。オレももう達く」
「たけちゃん、好きっ!好きっ!!!」

白濁を吐き出すと球の締められる中で竹市も静かに精を吐き出した

「たけちゃんー」
「んー」
「マジで受かってよ?」
「落ちたら別れる?」
「え?」
「だってさー、オレも別の県外の大学行ったらなかなか会うことなくね?お互い部活あるし?」

ゴムを外して口を縛りながらそう言う竹市に体を起こした球は「イヤだ」と言う

「球さんは試合も遠征もあるし」
「イヤだ!」
「オレじゃ役不足じゃね?」
「イヤだ!イヤだイヤだ絶対無理」
「球さん、そんなにオレのこと好き?」
「好き!」

球の頭を優しく撫でる
いつも優しい竹市が唯一意地悪したくなる相手。ついいじめたくなる相手

年上で、自分よりも背が高くて、水泳で全然敵わない相手

可愛くて虐めたくて独り占めしたくて

「じゃあ、浪人しても待っててくれる?」
「・・・そしたら流と一緒にこっち来てくれる?」
「えー!またユズ?!」
「だって!流のことも心配なんだもん!手元に置いておきたいよ!」

また弟か・・・と思いながらため息を吐く

ブラコンの恋人。4人兄弟の長男。三男のことも妹のことも大好きな長兄

「柿内もその次追いかけて来るんかなぁ」
「ええ!カッキーも?!」
「あいつはもーね、認めるしかないと思うよ?ユズのことめちゃくちゃ好きだから」
「・・・流が・・・あいつに・・・」
「ユズのこと1番わかってやれるのがあいつ」
「・・・流ちゃん、オレに全然話してくれないしなぁ」
「柿内はホントムカつく後輩だし、口悪いし、顔も普通だし、性格も良くないけどユズにだけは1番優しいし、そろそろあんたもブラコン卒業しなさいよ」

球は口を尖らせながらTシャツを着る

「あんたの恋人も結構ヤキモチ妬いてるってのそろそろ分かったほうがいいと思うよ」
「・・・たけちゃん、オレのこと好き?」
「さぁ?セックスしちゃえるくらいには?」

竹市は余裕の笑顔で球の頬にキスをする
本当は余裕なんてない。好きで好きで実の弟への愛ですらヤキモチ妬いてしまうほど惚れている
でも、言わない。言ってあげない。他で追いつけないからこの感情だけは優位に立っていたいから

「たけちゃん、ずっと会いたかったよ」
「だったら連絡しなさいね」
「サプラーイズ!ってやりたかったもん」
「・・・あぁ、サプライズか・・・サプライズっていえばー・・・これ、いる?」

竹市がゴソゴソと机から取り出した小さな袋

「な、なっ!!!!」
「あんた普段チャラいから、こんくらい余裕で着けれるだろ?」
「や、え?サイズなんで?!」
「あー?前、うちにあんた指輪忘れてったじゃん」

袋から出てきた銀色に輝くそれをもっと輝いた目をして指につけるとぴったりとはまる指輪

「たけちゃん・・・オレのこと好きじゃん・・・あー、ダメ。マジ足りない」
「待て!待って!球さん!親帰ってくるからっ!!!!!」

押し倒され、キスをされ、強引でワガママでブラコンの恋人に幸せを与えられた竹市は勉強頑張ろうとひっそり心で思ったのだった


おしまいおしまい


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超バカップルな球と竹市であります。
あぁ・・・でも書いてて楽しいこの2人!
・・・あれ?水泳関係の話ってみんな年下攻だな・・・ということに今気付きました
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