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ごーすとばすたー2-5 - 08/06 Thu

trackback (-) | comment (0) | ごーすとばすたー
山内の唇が下肢へと降りてきて、冷たさのせいか、それとも本当はこの先を望んでいるからか震える体

「そーちゃん・・・」
「祐太、金縛り解けよ」
「解いたら逃げるじゃん」
「逃げ・・・ないから」

顔を上げた山内と目が合う

「そーちゃん・・・その気になった?」
「っつか・・・あー・・・もーっ・・・オレだってお前のこと嫌いじゃねぇっつーか・・・お前いつもオレのこと勝手にするばっかりでオレに触らせないのもムカつくっつーか」

触れられれば気持ちがイイ。それは山内も同じではないのか・・・そう思うと触れたい。高木だって山内のことが好き。ここに残ったままなのはよくないとは思うが、成仏できない理由がここにあるのならば、その時まで一緒にいていいとも思う
山内は優しく笑って高木の金縛りを解く
すぐに高木が起き上がって、山内に手を掴まれる

「逃げないって・・・」
「違ぇよ・・・」
「あ・・・」

高木が山内の手を振り払うとシャツを脱ぎ捨て、デニムも下ろして下着1枚になってベッドへ再び上がる

「うわ・・・なんか・・・あの・・・」
「何?」
「も・・・もしかして・・・あの・・・」
「だから何?」
「そーちゃん・・・から、してくれる?」
「・・・これ、服とかどうなってんの?オレ、なんでお前の服とかにも触れるわけ?」

山内のシャツを捲りながら高木は首を傾げる。実体なんてない幽霊なのに触れられることが不思議で。山内から触れられるだけじゃない。自分からも山内を掴めることが不思議で・・・今まで、触れられることはあっても自分からは透けて突き抜けてしまうことばかりだったのに・・・山内にだけは自分から触れられるのが不思議

「そーちゃんとの相性の問題なのかなぁ・・・それかオレがそーちゃんの中に」
「入ったって言うな!っつか触れるのその前からだしっ!それよりっ!オレが今からお前ん中入るから」
「っ!!!!!・・・あの・・・積極的なそーちゃんに慣れてなくてオレ・・・恥ずかしいーーー」

顔を赤くする山内にキスを落とす

幽霊なんて嫌いだ。自分にだけ見えることを恨み続けたのに今は感謝さえしている。今、目の前で恥じらいながら頬を赤くする山内が見られるのは今まで呪って嫌ってきた能力のおかげ

「っ・・・そーちゃ・・・そんな・・・」
「なぁ、お前、初めてじゃねぇだろ?」
「そりゃー・・・そーちゃんとしたじゃん」
「じゃなくって生きてるとき」
「・・・」

山内が唇を尖らせて俯く

「生きてるときの相手にオレ、嫉妬してんだけど」
「そーちゃんが優しい・・・オレ成仏しちゃいそう」
「いや、閻魔に追い返されるだろ・・・お前は」
「あぁ、そうだった・・・」

山内は高木の指を掴んで口へと運ぶ
ちろりと覗く舌がやけに赤く見える。青白い肌に真っ赤な舌・・・

「それが・・・そーちゃん・・・だけなんだよねぇ」
「は?」
「や、うん。だから・・・オレ、女の子も結局経験しないうちに死んじゃいましたー」
「マジで?」
「だって、そーちゃんが好きだったんだもん」

見上げてくる山内が可愛くて。指で口を犯させる姿が扇情的で

「あー、やばい。オレ、今すっげぇ勃ってる」
「口でする?」
「いや、中・・・挿れたい・・・」
「じゃあこれで・・・」
「だから・・・お前、こーゆーのどーやって手に入れてくんの!?怖ぇよっ!!!!」

差し出してきた潤滑剤は明らかに少し透けててこの世のものじゃなくて・・・

「え?コンビニ」
「幽霊の行くコンビニとか!!!」
「・・・あの世への道にいろいろ準備できるお店あんだって・・・あぁ、こんなの売ってるっつーことは幽霊も性欲あるっつーことだよね?ねっ?!」
「・・・怖い。ホント怖い・・・こんな話してるオレが怖い」

ローションまでなぜ自分は触れるのかまた首を傾げたが、あまり深く考えるのはやめた。考えたところで怖いし、答えなんて出ないから

「っ・・・そーちゃ・・・」
「冷たいとか痛いとか感じる?」
「っ・・・じゃなくって・・・そっ・・・こ・・・押すと・・・っひっあ」
「あぁ、ゴリゴリするの好き?っつかたまんね・・・オレ、なんでこんな勃起しちゃってんの?」
「っあ・・・そーちゃんっ・・・イイよっ・・・オレ、どーせ幽霊だからっ・・・濡らしたら・・・そーちゃん悦くなれそーだったら突っ込んでっ・・・」
「・・・もっと可愛がりたいのも事実なんだけどな・・・余裕あるときでイイ?」
「んっ・・・そーちゃんっ!イイっ」

高木は下着を下げて昂ぶったそれを押し当てる。口をパクパク開けて金魚みたいだと思いながら山内のひんやりとした口内を犯す

自分から押し付けてくる腰の動きだとか表情だとか。生きているうちにもっとわかり合いたかった。でも、もう叶わない。それでも・・・高木と山内に特別に残されている時間・・・

「そーちゃんっ・・・好き・・・大好き」
「うん。知ってる」

高木はそっと山内の髪を撫でて笑う。山内の好きな笑顔。そっと優しく微笑むみたいな笑顔。あとどれだけ残っているかは判らない。ある日突然、閻魔の気まぐれで成仏できてしまうかもしれないし、ある日突然高木の力が開花して成仏させられてしまうかもしれない。先は見えない。突然訪れるかもしれない終の時まで・・・

忘れない。忘れられない愛をお互いに刻む


ごーすとばすたー 2章 おしまいおしまい



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お疲れ様でした!!!!ありがとうございましたっ!!!
ストックはまだない!・・・軽いのUPしてつれキミ売れ僕のUPへとつなぎたいなぁ・・・っていうなんとなくの計画はあるのだけれどもー・・・

自由に書き綴り続けているここへの訪問に感謝です
いつもありがとうございます

あぁ、なんだろうね。趣味って素晴らしい!としか言えないよね。この幸せはw
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