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つれないキミと売れてる僕5-14 - 08/30 Sun

trackback (-) | comment (0) | つれないキミと売れてる僕
バスルームを出て体を拭くのも全て須野が甲斐甲斐しく世話する
下着を履くのもいつものバスローブを羽織らせるのも

「手、ギプスつけるね?」
「あー・・・邪魔くせえなぁ」
「うん。里見の綺麗な手が隠れちゃうもんね」

優しく里見の手を撫でて隠れてしまうのを惜しむように優しいキスをする
そのまま優しい手で里見の手をギプスで覆うと出ている指先を撫でて添え木をしながら包帯を巻いていく

「里見・・・要くんをここで家政婦に使うのはやめよ?」
「・・・この手で全部家事も食事もしろって?オレの手は器用だけどそれは右手の話だろ。左じゃ全然できねぇよ」
「うん・・・でも、きつい。要くんは里見のこと好きだから心配できつい・・・だから・・・こっち来てくれない?あ、ホテル代とか全部僕出すから!・・・ホテルなら身の回りのことしなくても・・・いいよね?もっと近くにいたい。ずっとそばにいたい」

信じていないわけではない。でも、不安でもやもやして仕方がない。里見はか弱いわけじゃない。しかし、利き腕をケガしている今じゃ心配は倍増する
伊月が里見のファンだということもずっと前から知っていたし、里見の素顔を知ってからは「友達なんだよね?」と何度も聞いて来てうるさかった。里見に惚れたと確信し、絶対会わせたくないと思った。でも・・・出逢ってしまってまた不安

「・・・ネット環境ちゃんとしてるとこで予約も全部やってくれんの?」
「やる!」
「んー・・・」
「いい?里見、そばにいて。ずっとずっとそばにいたい」
「ホテルに缶詰とかやたらとある仕事も片付くかー」
「・・・い、今から探すっ!!!」

そう言って立ち上がった須野の腕を掴んで止める

「おい、まだ満足してねぇぞ?」
「え?」
「あれで終わりのつもりか?」
「や、え?あ、あ・・・いいの?もっと、もっといいの?」
「キスマークは止めろ。わかんだろ?オレ、白いからか知らねぇけどアザになったら全然取れねぇし」

須野は何度か頷くと里見の唇を吸う

「じゃ、じゃああの、朝になったら探して予約します」
「んー」
「里見、あの・・・」
「あぁ?」
「体辛くなんない?」
「中途半端な今が辛ぇな」
「っ・・・」
「元気だなー・・・お前のパンツめちゃくちゃ持ち上がってる」
「も、里見・・・これ以上狂わせないで・・・」

狂えばいい。自分しか見えていないのも分かっている。でももっともっと狂えばいい
美貌で人を狂わせられることが里見にとって1番の誇り



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つれキミ売れ僕 5幕は今までの中では短め・・・多分。
明日、最終話ですー

伊月が全然活躍してないって?今回はあれですよ。お披露目ってことですYO

昔・・・某サッカー漫画の2次創作やってた時(多分)当時、仲の良かったお友達(小説書き)に「漫画描きはいいですよねぇ・・・テスト勉強のフリしても紙とペンがあれば作業できるもんねぇ。私たちはPCないと・・・」と言われたことがある。あぁ、そうだねぇー・・・と軽く答えたけれど、今は携帯(スマホ)という便利なアイテムのお陰で小説書きのほうがどこでも作業できるんじゃないかって思ってる
・・・いや、当時もあったってば!!!!携帯くらいはあったってば!!!!ただ、画面も小さいし液晶がカラーですらなかった気がするけれどもっ!
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