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つれないキミと売れてる僕7-13 - 12/28 Mon

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「くすぐったい」
「あ、ごめん・・・でも、くすぐったいだけ?」
「気持ち良くはねぇなぁー」

気持ち悪くもないんだと安心してまた耳に唇を落とす

「須野ー・・・当たってる」
「うん。期待してないけどしてるってこういうことだから」
「触るくらいなら触れそうだなぁ・・・」
「いい!それより!指輪っ」

触れようとした里見の手を握って少し離れると前に集めたカタログを引っ張り出してくる

「須野ー」
「うん?」
「とりあえずそれ、どうでもいいから・・・風呂入れて」
「!?・・・え?お風呂?」
「んー・・・」
「あ、今すぐお湯張ってくる」

須野がバスルームに向かい、風呂の準備をする

「須野ー、バブルバスにする」
「え?あ・・・えっと」
「これ」
「あ、うん」

里見に受け取ったバスジェルをバスタブへと垂らすと背中に里見の細い指の感触

「ふっ・・・」
「オレから触るのは結構平気・・・かも」

背中に触れていた指が下へ降りていき、綿パンの縫い目をなぞる

「っ・・・」

背中がぞわぞわと粟立つ感覚
でも、やめて欲しくない。里見にもっと触れてほしい。里見をもっと感じたい

「一緒に入るの狭いけど服脱げよ」

里見にシャツを少し捲られて須野は黙ってシャツを脱ぎ取る

「あー、お前風呂入ったらまずい?」

須野の腹に貼られたガーゼを少し触る
腕のあちこちに残った傷・・・
中津に傷つけられた・・・

「っ・・・」
「里見っ・・・大丈夫?!」

心配した須野を手で制すると里見は再び須野の傷に触れる

「あいつにやられた傷・・・」
「うん・・・あ、お風呂は大丈夫みたい。お腹の傷は酷くないんだよ。ホントに鍛えてた甲斐があったかも・・・多分、ここが一番深い」

腕を触った須野はふわりと笑って里見の頬に触れる

「もうあいつはいないから・・・今ここにいるのは僕だけだから」
「わかってる」
「愛してる」
「知ってる」
「言わせて?もっとたくさん」

里見のシャツのボタンを外すと少しずつ露わになる白い肌

「っ・・・すごい・・・目に毒っ」
「あー?」
「ううん・・・」

シャツから腕を抜くと白い肌に色の薄い小さな乳首がまた扇情的で須野は生唾を飲み込むとそこへむしゃぶりつきたい衝動を抑える

「風呂、入るんだからそれも脱げよ」
「ん・・・里見も」

ベルトを外す音がやたらとバスルームに響いて上手く外れなくてもたついていると里見の手が上から触れて器用にベルトを外していく

「・・・里見、笑わないでよ?」
「あ?」
「僕・・・勃っ・・・」
「んなもん脱がす前から判ってる」
「だからっ・・・笑わないでよ?」

なんども念押ししてパンツから足を抜くと下着を押し上げている姿が現れて恥ずかしくて俯く

「あー、これは完全にお前だよなぁ・・・」
「え」
「比べるわけじゃねぇけどさ・・・これだけは真似しようにも真似できねぇもんなー」

白い指が下着をなぞる

「っあ・・・」
「うん。お前だ」

里見は頷いて下着のゴムを引っ張り、ずらしていく
須野は黙ってその光景を見て生唾を飲み込む

どう考えてもこれは里見の挑発・・・試されているかのような挑発

「さ、里見お風呂、できたからっ」
「んー」

里見は下着を剥ぎ取るとドアを開けて須野の脱いだものと纏めて脱衣所へ投げる

「1人で入るには結構広い風呂だとは思うんだけどなー」
「うん・・・里見も僕も小さいほうじゃないしね」

狭くなったバスタブに向かい合って座ると膝がコツンとぶつかる

「里見・・・後ろから抱っこしたい」
「顔見えねぇのは嫌だ」
「・・・そっか」

須野は微笑んで里見の頬に泡をつける

「可愛い・・・」
「可愛いとか言われても反応に困るっつーの」
「うん・・・でもすごく可愛い」
「てめぇにもこうしてやる!」

泡をすくって須野の顔目がけて吹き付けると泡が顔じゅうについた須野の顔に笑う

「酷いなぁ」
「なぁ、須野」
「うん?」

泡を拭き取りながら須野は微笑む。幸せでただ里見がここにいて笑ってくれるだけで幸せで

「ヤりたい気持ちはあんだよ・・・」
「うん」
「でも・・・」
「うん。僕もいつだって里見が欲しい。だけど待てる。ずっと。ずーっと待てる」

里見から少し近付いた顔が重なって唇にそっと触れる

「っ・・・待っ・・・待てるって言ったけどそれっ、里見が挑発しまくってくるのは別だからね?」
「お湯汚れるから暴発させんなよ?」
「うん・・・」

水音を立てて立ち上がった里見が湯船から上がる
美しい体・・・この体を、心を傷付けた中津が憎い・・・心底憎い






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