FC2ブログ

2月29日 - 02/29 Mon

trackback (-) | comment (2) | つれないキミと売れてる僕番外編
朝、冷たい空気が身を引き締めさせる・・・

里見の早起きは寒い冬でも変わらずで、今日も同じ・・・いつも通り早くに目を覚まし、コーヒーを口にしながらパソコンに向かう

トントン

「・・・?」

里見はコーヒーを置いて時計を見上げる。須野が起きるには早い気がしたけれど、急に仕事が入ったのかと思いながらドアを開ける

「おはよう!」
「・・・おう」

着替えているわけでもなく、部屋着姿の須野にますます意味が分からなくて首を傾げる里見

「お前、仕事は?」
「え?言ってなかった?今日休みだよ」
「・・・時計見たか?」
「うん?あ!早起きだって?だってー・・・だってさぁ」

少しだけ照れたように笑った須野が里見の手を握る

「今日まだ2月なんだよ?」
「・・・だから?」

確かに今日は2月の最終日。うるう年だから29日・・・それが一体何だというのかと考えるけれど全然思い浮かばずにため息を吐く

「今年は1年が366日もあるんだよっ?!」
「お前がちゃんとそれを判ってて安心した」
「だからっ!だぁかぁら・・・」

里見を抱きしめると自分の羽織っていたブランケットをふわりと里見にも掛けて一緒に包み込む

「今年は里見のコト1日多く愛せるんだよ!!!!」
「・・・なんだそれ」
「え?!だっていつもだったら毎日好きだって言っても365日分しか言えないのに今年は366日分言えるんだよ?今日は特別な1日なんだよ?」

里見はうるう年の説明をしようとして口を開きかけてやめる。須野の言うように単純に1年で1日が多い日。そう思えばいい・・・いくらウンチクを垂れたとしてもそれは変わら

ない1日。喜んでいる須野を混乱させる必要もない

「で、そんな特別な日にお前は何がしたいんだよ」
「そんなの今日1日余分に里見を愛したいだけだよ。大好き!好きー!大好き」

最後の「大好き」だけ低く、色を持ったような声で囁かれてゾワリと粟立つ肌

「1日中ヤりたいってことか?お前にしちゃあなかなか言うようになったよなぁ・・・」
「え?!僕そんなこと言った?!」
「1日オレを愛したいんだろ?」
「うわ!いや!違っ・・・違わないっ!いや!え?!ええ!?」
「まぁ、急ぎの仕事はねぇしベッド行くぞ」
「え!朝だよ!?ホント?里見?里見っ!!!」

手を引かれて寝室へ連れていかれる須野。戸惑いながらも嬉しくてにやけた顔で里見の後ろを追う

うるう年。須野にとっては1日余分に里見を愛せる特別な日・・・いや、彼にとっては毎日が里見を愛するために特別な日々





つれないキミと売れてる僕 番外編 2月29日 おしまいおしまい





にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ


にほんブログ村

はい。短めですが、どうしても須野だったらきっとテンション高い日だー!と思って書きましたw

ええ。須野の頭は全て里見で回ってます
だから里見といられる日が1日多いだけでこのテンション。早起きまでしちゃうレベル。遠足当日くらいのテンションです
あー明日からは・・・青プがくるか新シリーズの単発いくか・・・迷うっ!MA・YO・U!
関連記事
スポンサーサイト



comment

管理人のみ閲覧できます : @
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016/11/15 Tue 08:40:05
Re: タイトルなし : 水尾 央 @-
>れい様
コメントありがとうございます♪
つれキミ売れ僕のせいで寝不足にさせてしまって申し訳ないですーw
でも、読んでくださって、こうしてコメントまで残してもらえるなんてすごくすごく小躍りするほどうれしいです^^

つれキミ売れ僕は須野と里見とさらに葛西がいないと成り立たない上に葛西はホント私が書いていて楽しくて大好きなので嬉しいですー

寒い季節になって来たので夜更かしからの風邪にはお気をつけ下さいねー
2016/11/17 Thu 01:06:46 URL

コメントを送る。

URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する