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竹市くんと柚木くん7-1 - 03/19 Sat

trackback (-) | comment (0) | 青春はプールの中で 番外編
遠征で忙しい球が久し振りに部屋へ戻ってきた。帰る日は事前に聞いていたからこの日は何も予定を入れず朝から部屋で待っていた竹市。1分1秒でも早く、長く一緒にいたい・・・そう思っているから、望まれているから・・・

「おかえり」
「ただいまー!さぁ!流ちゃんとこ行こうー!」
「は?!」

久々に戻ってきた第一声に竹市は固まる
もっと別のプランを考えていたのに・・・今日は思い切り甘やかして全部言うこと聞いてあげたいと・・・あぁ、これも甘やかしで言うことを聞いてやることか。と気付いて竹市は「肉買って行こうか」と球に微笑んだ





柿内と柚木の部屋へ行くとずっと笑顔の球にホッとした
柚木の留学が決まってからずっと元気のなかった球が楽しそうにしているのに胸が痛む
ずっと一緒で可愛がっていた弟としばらく会えない球。きっと旅立ったらしばらくは練習にも身が入らないのではないかとそればかりが竹市は心配で仕方ない

「あ!そーいや球さー、中達きすげぇな!」

その場の穏やかな空気を壊したのは柚木で、その言葉は帰宅してからも2人の頭と心に大きな衝撃を残したままだった。少し前、竹市は柚木から柿内があまりセックスに乗り気じゃないと聞いていたし、回数もこなしていないと相談を受けたばかりだったから

「たけちゃーん、今何考えてるー?」
「んー?まぁ、オレは球さん程楽天家じゃないからなぁ・・・それなりにダメージ食らってる」

ベッドで横になると球に抱きしめられた竹市はベッドが狭い感覚に幸せを感じる

「なんでダメージー?早速試してみようよー」
「・・・いや、今まで散々いろんなことしてきたじゃん」
「そうだけど・・・オレがいまいち才能ないとか?いや!流ちゃんが才能ありすぎ?!カッキーの初期設定がすごい高いとか?!」

竹市は少しだけ吹き出して「柿内の知られざる才能」と呟くと球も続けて笑った

「ねぇ、たけちゃん?」
「んー?」
「しよ?」
「んー・・・勃つかなー」
「えええ?!たけちゃんそんなメンタル弱かった?!あ!但馬のミジンコメンタルうつったんじゃない?!話聞いたけどホントミジンコすぎだよねー!顔はいいのにメンタル弱すぎー!」

球は急に頬をつねられて眉を下げて竹市を見る

「何?球さん部活に顔出すのもほとんどできないくらいなのに1年のイケメンはちゃっかりチェックしてんの?」
「え?!いや!違うって!!!!だってさ!インハイ出てた子だし」
「うちの水泳部インハイ出てるやつなんてゴロゴロしてんだろ」
「えー・・・んー・・・ほら!瑞貴ちゃんがイケメンキター!!!!って写メくれたし」

竹市はため息を吐く

「球さん、顔がよけりゃなんでもいいんだ・・・萎えた。もー今日はこのまま寝よ?なんかユズんとこ行ってはしゃぎ疲れたし」
「え!!!ヤダ!オレしたいー!オレ、すぐにまた合宿だよ?」

背を向けた竹市の背中を抱きしめて頬を寄せる

「じゃあ球さんオレのどこが好き?それ聞いたらテンション上がるかも」

顔をあげた球は「可愛い」と呟きながら顔を緩ませて竹市の体を引き寄せる

「んー・・・1番好きなのはー、顔」
「・・・」
「あとねー」
「萎えた。超萎えた。もー超ムリ」
「えええ?!なんで?!たけちゃんの顔好きじゃダメ?!」

驚いた球に虚しささえ感じる

『優しいところ』と言われればいつも以上に優しくしてやろう
『頼れるところ』と言われればいつもより甘やかしてやろう
『球を好きなところ』と言われればいつもよりも愛の言葉を囁こう

そう思っていたのに予想外の顔と言われてますます凹む

「あー!ホントだ!元気なくなってるー!!!頑張れっ!たけちゃんっ」
「・・・そこはたけちゃんであってたけちゃんじゃありません」

下肢へと話しかける球の顔をグイッと押しのける

「顔は変えられないんだぜ?」
「え!変えないで?たけちゃんかっこいいし!」
「そういう意味じゃなくて・・・」
「但馬かっこいいとは思うけど別にこういうことしたくないよ?」

竹市の上に乗って上から横を向く竹市を見下ろす
整った顔を指で撫でて唇に指を這わして口内を撫でると唾液で光った指を自分の口へと運ぶ

「たけちゃんだって可愛い女の子とかいたら見るでしょ?」
「・・・」
「おっぱい大きい子とか目で追うじゃん」
「それは」
「こっち見たー」

ふふふと笑った球に困った顔をすると「それはいいんだー」とキスをする

「いいわけ?」
「うん。そりゃちょっとヤダよ?でもさー、仕方ないじゃん。オレ、おっぱいないし」
「あるじゃん・・・すげぇ弾力性のある大きなのがここに」

Tシャツの上から球の胸筋を寄せるとすぐにそれを捲って直接肌に触れる

「それおっぱいじゃないー」
「ホントー?ちょっと固いけど寄せたら結構あるよ?これ。ブラジャー付けなくて大丈夫?」
「たけちゃん・・・」
「弾力性って言えば球さんのこのお尻とか・・・あ・・・」

球のお尻を目一杯握って何か思いついたように球を見る

「?」
「・・・なぁ、試したいことあるけどいい?」
「うん?たけちゃんがその気になってくれたならそれで嬉しい」

球が竹市覆い被さるとキスをして体勢を変えた







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はい。もちろん青プ本編の後は彼らのでばーんっ!!!!
本編書いてるときにどこを彼らのネタにしようかとか考えているからもう青プは番外編とあわさってやっと青プなのかもしれない
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