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赤い糸5 - 05/01 Sun

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何事も平穏・・・そう思える日々が続く

新田との関係も友達の時と何が変わったのかという程友人関係の延長で、今までよりも多少連絡を多くとるようになって多少多く会うようになった・・・というくらい・・・

「なぁ、お前さー・・・」
「んー?」
「オレのどこら辺がタイプだったわけ?」
「は?!・・・あぁ・・・いいけど・・・ヒくなよ?」

初めて新田の部屋に上がった時はやっぱり身構えた。けれど、別に変らない新田にきっと安心していたのだ

「お前の、腰の細さとその顔」
「・・・」
「ほら、ヒいた」
「・・・っつか・・・腰とか・・・やっぱりあれ?新田はその・・・」

急に新田のことが怖くなる。安心していたけれどやっぱり新田は同じ男で自分が女性に抱くように欲望を自分に抱いているのだと思うと足を引き寄せて自分を守るように体操座りをする

「・・・最初に言っただろ・・・別にお前のコトすぐに取って食ったりしねぇって」
「ま・・・まぁ」
「・・・安心させるために言っておくけど別にオレ、絶対ケツに突っ込んで気持ちよくなりたいとかは思ってないから・・・そりゃ、酒巻に触れたいし、一緒に気持ちよくなりたいとかはあるけど・・・ケツは絶対条件じゃないっつーか・・・だけどそれもお前の気持ちが決まったらでいいし・・・」

気持ちが決まったら・・・?

「酒巻が俊輔のこと気になってんのは知ってるし・・・オレのコト少しでも好きになってくれればいいな・・・とか思うけど」
「俊輔は関係ないし」
「・・・うん・・・だな・・・でも、酒巻がオレのコトを」
「前よりは好きになってんだって・・・確実に・・・だから」
「じゃあキス・・・できる?」
「え?」
「自分からオレにキス、できる?」

なんとなくそういう雰囲気になって、あの時は酒の勢いもあって・・・軽く触れ合った唇の記憶はある。女の子としたキスとはまた別のキス・・・

怜は少しだけ身を乗り出すと目を閉じて新田の唇に唇を押し付ける
一瞬驚いた顔をした新田が少しだけ笑うと怜の頬に手を寄せて唇をこじ開けるようにして舌が侵入してきて初めて粘膜同士が触れ合った

「・・・」
「悪い・・・調子乗ったし」
「いや!イイ!っつか付き合ってんだから・・・そりゃ・・・」
「も、一回・・・イイ?」
「・・・いい」

唇を合わせても嫌悪感も湧かない。必死な口付けは新田の愛の愛を感じる。ただ、新田の愛を・・・そして生まれる罪悪感・・・

「酒巻・・・好きだ・・・すげぇ好き」
「・・・うん」

怜は胸の痛みを感じながらそっと抱きしめてくる新田に体重を預ける
嫌いではない。だから付き合うことを了承した。でも、まだそれが友情以上のものなのかどうなのかはわからない


「そりゃ最初は顔とかに惹かれた。でも、酒巻見てて、一緒にいるとお前をなんとかしたくなんだよ・・・オレ、ちゃんと付き合ったことないから付き合うってこんな毎日惹かれるもんなのか知らないけど・・・すげぇ惹かれてんの」
「オレも・・・好き・・・」
「嘘つきめ」
「あぁ・・・嘘。でも、好きって、口にすると好きになる気がするだろ」
「なんだよそれ」
「好きになりたい。お前のコト好きになりたいんだ」
「その気持ちだけで今すっげぇ嬉しい」

新田はそう笑って怜の背中に顔を埋めた








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切ない・・・どこいった?!
あぁ5月ですねぇ・・・GWは皆さまどのようにお過ごしなのでしょうか・・・私は本業イベント続きで目が回っております;
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