赤い糸36《完結》 - 06/11 Sat
「っ・・・んっ」
焦らされた後にぬるぬるとローションで濡らした指がそこに触れて怜の体が跳ねる
「狭いなぁ」
「や・・・やめちゃ・・・ダメっ!」
「ふ・・・可愛い・・・もー、ホントやめて?これ以上煽んなって・・・オレもきっついから」
時折怜の手の中でビクリと跳ねる俊輔の雄の濡れた先を撫でるように触るとまたビクリと跳ねて「めっ」と手を下ろされる
怜の乳首を口に食むと器用に怜の体内へ埋められた指を動かし、広げていく
「っ・・・ぅ・・・はぁ・・・ダメっ・・・それっ・・・やあ」
「こねられるよりも広げられる方がダメ?」
「っあ・・・や・・・やぁ・・・」
「あー、無理・・・ごめ・・・少し乱暴する」
俊輔が息を吐き出した後すぐに怜の体に衝撃が起こる。指を一気に増やされて乱暴にこねられて感じるところも感じないところも訳が分からない程の快感で全部消されるくらいになった瞬間に一気に雄を押し込まれる
「っあ?・・・あ・・・んっ」
「ごめ・・・優しくしよ・・・と思ったけど限界・・・っ」
「っ・・・ダメ・・・そこ・・・ムリっ・・・」
「ここ?」
「っあ・・・っーーーーーー」
「?!な・・・え?達ってる?コレっ・・・ちょ・・・中、うねってるしそんな締めないっ」
感じる・・・俊輔を全身で・・・今まで求めていたものがぴったりとハマるように快楽物質が全身に行きわたる
指先さえも性感帯になったようにビリビリとして俊輔の口へと含まれると嬌声があがる
「すげ・・・温かくて気持ちいい・・・怜ちゃんは?痛くない?気持ち・・・イイ?」
「っ・・・」
達した余韻に恍惚の表情を浮かべながら怜は俊輔の首筋に軽く噛みつく
「バカ・・・好きな奴と・・・セックスしてんのに・・・気持ちよくねぇわけないっ・・・だろ?」
「・・・あー、もう・・・怜ちゃん、今それ言う?言っちゃう?」
「ん・・・?」
「止まんないよ?もー止まんない。好きとか・・・初めて聞いたからね?言って貰えるの待ってたっつーか・・・もーうっ!ヤバい。可愛いっ!!!」
そういえば、好きだ好きだと言われて来たけれど自分から俊輔には言ってなかったのを思い出して俊輔の首にしがみつくと耳元で何度も好きだ。と繰り返し囁く
赤くなった耳が可愛くてたまに耳を齧ると小さく声を上げる俊輔が可愛くて
「この小悪魔め・・・」
「オレを離すなよ・・・?お前のためにっ・・・オレのためにっ」
繋いだ手から光る糸が一層と光って怜はそれを見つめるとふわりと笑った
「怜くんー!7番お願いしますー」
「はいー」
バイト先でもキラキラとした笑顔で接客する怜は新しい名物のように有名になって雑誌に小さく載ってからまた一層と俊輔の不安を煽ることになった
「で、オレはなんでお前とケーキ食ってんの?」
「怜ちゃんを眺めるためー」
「いや、お前1人で来たらいいんじゃないの?」
「え?お前も見たいかなぁ・・・って親切心だけどぉ?」
男2人がニコニコとケーキを食べているテーブルは周りからは明らかに浮いていて新田は居心地が悪そうな顔をするが俊輔はデレデレと怜ばかりを見つめる
「・・・それ、どうしたんだよ・・・」
「うん?指輪ー?怜ちゃんの虫よけー」
「当の本人がしてないんじゃ意味ないだろ・・・それ」
俊輔は人気のチョコレートケーキをつつくと笑って怜を見つめる
「オレが贈ったことで安心してんだからそれでいいんだ・・・新田への牽制にもなるだろー?オレ、怜ちゃんとペアしてんだーぜー?」
指輪を見せつけるように新田の顔の近くへ手を寄せるとその手をフォークで突き刺される
「痛った!」
「幸せそうな顔見せんな」
「だって幸せだもん・・・オレ」
「・・・だろうな」
新田も顔を上げて怜を見る。自分と付き合っている時とは違うキラキラした自然な表情。ずっとずっと自分が怜をこうしたかった笑顔・・・求めていた表情
「まぁ、大半は新田のおかげだから感謝もしてる」
「お。んじゃ奢りなぁー?」
「でもそれ以上に嫉妬してるし、この間のことはオレ結構怒ってるかんねぇ?」
「何?」
「怜ちゃんの手握って腰まで抱いて・・・」
新田は「あぁ」と頷いたあと、ニヤニヤと笑うと少しだけ俊輔に顔を寄せる
「その後お楽しみもできたろ?」
「・・・あれはお前のおかげじゃないしー」
「怜、あんまり声上げないからなぁ・・・」
「え!うるさいぐらいだったけど?」
「は?!」
「あぁ、お前が下手だとかそういうことなんじゃ・・・」
今度は俊輔がニヤニヤとすると新田は不貞腐れたように「違ぇし」と呟いてため息を吐く
「まぁ、怜が幸せそうだから許してやる・・・でも!言っとくけど赤い糸はオレと怜も結んでんだからな?だから怜をこないだみたいに悲しい想いさせたら次はもう奪って返さない!これ絶対!」
「んー?赤い糸ー?何?新田くんったら結構ロマンチストだったのぉー?」
「違っげぇよ!バカ!」
怜の笑顔はこれからも皆に愛されていく。運命と言える相手と出逢えて心を開けたから育ったオーラの力で皆からの寵愛を受けていくのだ
赤い糸 おしまいおしまい・・・・・・・
「ねぇ、順平くん、いつまで不貞腐れてんの?」
「怜から連絡来るまでっ!」
怜は2人と相変わらず連絡を取り続けていたのに、ここ暫くは順平がいくら連絡しても全然返信が来ないことを拗ねていた
連絡をして来ないということはきっと毎日が充実して幸せなのだろうと判る・・・でも理解はできても納得しきれない
「っつーか風花は余裕だけどイイのかよ!あいつから全然連絡来なくてっ!」
「え?イイわけないじゃん!」
少し唇を尖らせた風花は順平の肩をペチンと叩くと電話を見つめてため息を吐いた
「私たち怜くんを好きっていう同志だからね?順平くんの気持ちが判らないわけがない」
「・・・だよな」
今日も2人は電話が鳴るのを待ち続ける・・・
赤い糸 ホントにおしまいおしまい☆

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焦らされた後にぬるぬるとローションで濡らした指がそこに触れて怜の体が跳ねる
「狭いなぁ」
「や・・・やめちゃ・・・ダメっ!」
「ふ・・・可愛い・・・もー、ホントやめて?これ以上煽んなって・・・オレもきっついから」
時折怜の手の中でビクリと跳ねる俊輔の雄の濡れた先を撫でるように触るとまたビクリと跳ねて「めっ」と手を下ろされる
怜の乳首を口に食むと器用に怜の体内へ埋められた指を動かし、広げていく
「っ・・・ぅ・・・はぁ・・・ダメっ・・・それっ・・・やあ」
「こねられるよりも広げられる方がダメ?」
「っあ・・・や・・・やぁ・・・」
「あー、無理・・・ごめ・・・少し乱暴する」
俊輔が息を吐き出した後すぐに怜の体に衝撃が起こる。指を一気に増やされて乱暴にこねられて感じるところも感じないところも訳が分からない程の快感で全部消されるくらいになった瞬間に一気に雄を押し込まれる
「っあ?・・・あ・・・んっ」
「ごめ・・・優しくしよ・・・と思ったけど限界・・・っ」
「っ・・・ダメ・・・そこ・・・ムリっ・・・」
「ここ?」
「っあ・・・っーーーーーー」
「?!な・・・え?達ってる?コレっ・・・ちょ・・・中、うねってるしそんな締めないっ」
感じる・・・俊輔を全身で・・・今まで求めていたものがぴったりとハマるように快楽物質が全身に行きわたる
指先さえも性感帯になったようにビリビリとして俊輔の口へと含まれると嬌声があがる
「すげ・・・温かくて気持ちいい・・・怜ちゃんは?痛くない?気持ち・・・イイ?」
「っ・・・」
達した余韻に恍惚の表情を浮かべながら怜は俊輔の首筋に軽く噛みつく
「バカ・・・好きな奴と・・・セックスしてんのに・・・気持ちよくねぇわけないっ・・・だろ?」
「・・・あー、もう・・・怜ちゃん、今それ言う?言っちゃう?」
「ん・・・?」
「止まんないよ?もー止まんない。好きとか・・・初めて聞いたからね?言って貰えるの待ってたっつーか・・・もーうっ!ヤバい。可愛いっ!!!」
そういえば、好きだ好きだと言われて来たけれど自分から俊輔には言ってなかったのを思い出して俊輔の首にしがみつくと耳元で何度も好きだ。と繰り返し囁く
赤くなった耳が可愛くてたまに耳を齧ると小さく声を上げる俊輔が可愛くて
「この小悪魔め・・・」
「オレを離すなよ・・・?お前のためにっ・・・オレのためにっ」
繋いだ手から光る糸が一層と光って怜はそれを見つめるとふわりと笑った
「怜くんー!7番お願いしますー」
「はいー」
バイト先でもキラキラとした笑顔で接客する怜は新しい名物のように有名になって雑誌に小さく載ってからまた一層と俊輔の不安を煽ることになった
「で、オレはなんでお前とケーキ食ってんの?」
「怜ちゃんを眺めるためー」
「いや、お前1人で来たらいいんじゃないの?」
「え?お前も見たいかなぁ・・・って親切心だけどぉ?」
男2人がニコニコとケーキを食べているテーブルは周りからは明らかに浮いていて新田は居心地が悪そうな顔をするが俊輔はデレデレと怜ばかりを見つめる
「・・・それ、どうしたんだよ・・・」
「うん?指輪ー?怜ちゃんの虫よけー」
「当の本人がしてないんじゃ意味ないだろ・・・それ」
俊輔は人気のチョコレートケーキをつつくと笑って怜を見つめる
「オレが贈ったことで安心してんだからそれでいいんだ・・・新田への牽制にもなるだろー?オレ、怜ちゃんとペアしてんだーぜー?」
指輪を見せつけるように新田の顔の近くへ手を寄せるとその手をフォークで突き刺される
「痛った!」
「幸せそうな顔見せんな」
「だって幸せだもん・・・オレ」
「・・・だろうな」
新田も顔を上げて怜を見る。自分と付き合っている時とは違うキラキラした自然な表情。ずっとずっと自分が怜をこうしたかった笑顔・・・求めていた表情
「まぁ、大半は新田のおかげだから感謝もしてる」
「お。んじゃ奢りなぁー?」
「でもそれ以上に嫉妬してるし、この間のことはオレ結構怒ってるかんねぇ?」
「何?」
「怜ちゃんの手握って腰まで抱いて・・・」
新田は「あぁ」と頷いたあと、ニヤニヤと笑うと少しだけ俊輔に顔を寄せる
「その後お楽しみもできたろ?」
「・・・あれはお前のおかげじゃないしー」
「怜、あんまり声上げないからなぁ・・・」
「え!うるさいぐらいだったけど?」
「は?!」
「あぁ、お前が下手だとかそういうことなんじゃ・・・」
今度は俊輔がニヤニヤとすると新田は不貞腐れたように「違ぇし」と呟いてため息を吐く
「まぁ、怜が幸せそうだから許してやる・・・でも!言っとくけど赤い糸はオレと怜も結んでんだからな?だから怜をこないだみたいに悲しい想いさせたら次はもう奪って返さない!これ絶対!」
「んー?赤い糸ー?何?新田くんったら結構ロマンチストだったのぉー?」
「違っげぇよ!バカ!」
怜の笑顔はこれからも皆に愛されていく。運命と言える相手と出逢えて心を開けたから育ったオーラの力で皆からの寵愛を受けていくのだ
赤い糸 おしまいおしまい・・・・・・・
「ねぇ、順平くん、いつまで不貞腐れてんの?」
「怜から連絡来るまでっ!」
怜は2人と相変わらず連絡を取り続けていたのに、ここ暫くは順平がいくら連絡しても全然返信が来ないことを拗ねていた
連絡をして来ないということはきっと毎日が充実して幸せなのだろうと判る・・・でも理解はできても納得しきれない
「っつーか風花は余裕だけどイイのかよ!あいつから全然連絡来なくてっ!」
「え?イイわけないじゃん!」
少し唇を尖らせた風花は順平の肩をペチンと叩くと電話を見つめてため息を吐いた
「私たち怜くんを好きっていう同志だからね?順平くんの気持ちが判らないわけがない」
「・・・だよな」
今日も2人は電話が鳴るのを待ち続ける・・・
赤い糸 ホントにおしまいおしまい☆

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赤い糸完結でございますーーーーーっ!
ホントに長い間お付き合いくださいましてありがとうございます(ペコペコペコ)赤い糸を掲載し始めたのが4月末・・・そして途中突然お休みしたりして今6月っ!!!!うっわー!長かったぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!もちろんもっと長編を書いている方も当然いるのは判っているんだけれど、短編で区切って区切って・・・が私のスタイルなのだと判っているので30話オーバーはかなり長かったと思います。まぁ、つれキミ売れ僕とか毎回このボリュームで書けたらなぁ・・・とかも思うのだけれど大体20話程度・・・
お休みしたのにも関わらず見てくれてる人がいて、応援してくれる人がいて・・・あぁ、ホント・・・私頑張って書くっ!!!まだまだ書きたい物全部書くーっ!!!私の萌えがどこか誰かの萌えに繋がるならしょうもない文章で恥だらけだけど書き散らかすっ!!!!という気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
赤い糸掲載している間に誕生日が来てしまってまた1つオトナになったけれど(オトナて!!!)クロスバイクを買おうかスマホ買い替えか悩んだけれど、スマホを買い換えることになりましたー!予約だけしてきたぜーいっ!!!これで出先でもサクサク書いてやるんだー♪
毎回ポチや拍手に励まされております。ありがとうございます。ありがとうございますー!!!拍手コメもいただきましてありがとうございますー。お礼をここでまとめて申し上げることをお許しくださいー///もーね、ホント好きとか言われると恥ずかしくて嬉しくて年甲斐もなくウキウキしてる私がいるので!小躍りしてるのでっ!!!
明日からは・・・つれキミ売れ僕・・・UPできるかなぁ・・・これを書いてる時点ではまだ・・・できてないんだけど・・・ね・・・T-T
ホントに長い間お付き合いくださいましてありがとうございます(ペコペコペコ)赤い糸を掲載し始めたのが4月末・・・そして途中突然お休みしたりして今6月っ!!!!うっわー!長かったぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!もちろんもっと長編を書いている方も当然いるのは判っているんだけれど、短編で区切って区切って・・・が私のスタイルなのだと判っているので30話オーバーはかなり長かったと思います。まぁ、つれキミ売れ僕とか毎回このボリュームで書けたらなぁ・・・とかも思うのだけれど大体20話程度・・・
お休みしたのにも関わらず見てくれてる人がいて、応援してくれる人がいて・・・あぁ、ホント・・・私頑張って書くっ!!!まだまだ書きたい物全部書くーっ!!!私の萌えがどこか誰かの萌えに繋がるならしょうもない文章で恥だらけだけど書き散らかすっ!!!!という気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
赤い糸掲載している間に誕生日が来てしまってまた1つオトナになったけれど(オトナて!!!)クロスバイクを買おうかスマホ買い替えか悩んだけれど、スマホを買い換えることになりましたー!予約だけしてきたぜーいっ!!!これで出先でもサクサク書いてやるんだー♪
毎回ポチや拍手に励まされております。ありがとうございます。ありがとうございますー!!!拍手コメもいただきましてありがとうございますー。お礼をここでまとめて申し上げることをお許しくださいー///もーね、ホント好きとか言われると恥ずかしくて嬉しくて年甲斐もなくウキウキしてる私がいるので!小躍りしてるのでっ!!!
明日からは・・・つれキミ売れ僕・・・UPできるかなぁ・・・これを書いてる時点ではまだ・・・できてないんだけど・・・ね・・・T-T
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comment
コメントありがとうございます♪
新田はホントは最初から最後まで性格よくない子にしたかったのに途中で私の手が勝手にイイ子にwww勝手に暴走してくれちゃってこれ、新田とそのままのほうがいいんじゃ???とか思ったくらいでしたw
とりあえずー書きたいものがいっぱいなのでこの2人のその後はまたいつか・・・忘れた頃にいつか・・・来るかも・・・知れない・・・
いつもありがとうございます^^
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