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つれないキミと売れてる僕9-4 - 06/15 Wed

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須野はいつもよりも早く終わった撮影から急いで帰宅する。きっと少しなら里見と過ごす時間があると祈りながら


トントン

里見の部屋をノックすると静かに開いたその扉

「た、ただいま!」
「んー」
「・・・ご飯食べた?!」
「んー」

テーブルを指した方を見ると転がった空き缶とつまみにしていたサラダの残骸を見て須野は微笑みながら「そっか」と頷いて里見の部屋のゴミを片付け始める

「お腹、もういっぱい?何か軽いの作ろうか?」
「今、食いたくない」
「そっか・・・」
「・・・須野ー」

名前を呼ばれただけで今でもドキドキワクワクする。里見の口から呼ばれるだけで嬉しくて笑顔で顔を上げるが、無表情な里見に気付いて片付けしていた手を止める

「里見・・・?」
「座れー」

里見の言葉に忠実に里見の隣に座るが冷たい里見の目にここじゃないと気付いて床へと座る
里見がパンツのファスナーを下ろす手を見つめてゴクリと喉が鳴った

「しゃぶって」
「んっ」

須野は久し振りに触れる恋人にドキドキしながら舌を出してまだ萎えたそれを口にする
しばらくすると口の中で育っていくのが嬉しくて夢中で口を動かす

「っ・・・もっと奥まで使えっ・・・てっ」
「ぅ・・・」

喉奥まで突っ込まれて侵される感覚
苦しい。でも見上げれば愛しい顔が快楽に興奮した表情で嬉しくて

「あー、いい」

それだけで幸せ
乱暴にされても好きで好きで堪らなくて須野も下肢へと手を伸ばすと熱く昂ぶっているそれをパンツの上から撫でる

「変態・・・っ・・・喉犯されてんのに感じてんの?・・・あー、達けそ・・・」

強制的に流し込まれる粘り気のあるそれをなんとか嚥下すると呼吸を整えるために蹲った須野の背中に足が乗せられる

「・・・?」

顔を上げるとその足が背中を撫でる

「・・・里見?」

まだイラついているような顔に須野は口端に残った残滓を拭うと里見の力無くぶら下がる雄へ舌を這わす

「そこまでお掃除・・・ってか?言わなくてもそこまでしてくれるんだ?」
「・・・なんかあった?」
「ん・・・」
「僕が捌け口になるならいくらでも・・・」

里見は須野の頭を避けると服装を整える

「・・・あいつが来た」
「?・・・誰?」
「京香」
「・・・なんて?」

須野も立ち上がってソファへと腰を下ろす

「親父が葛西に会いたいとか・・・勝手だろ?ホントムカつく」
「・・・」

それでイラついていたのかと納得するとそっと里見の肩に腕をまわす

「葛西には?」
「言ってねぇ・・・でも父親には会いたい・・・っぽい・・・でも父親・・・あん時だって何も言ってこなかった奴だぞ?あいつを助けなかった奴だぞ?!そりゃ・・・そりゃ・・・血も繋がってる・・・けど」
「うん・・・そっか」

里見は須野の肩に頭を預けるとため息を吐く
京香、それは葛西の姉
縁を切らせた・・・義母姉・・・

「あのババアが死んだんだと」
「え?いつ?」
「知るかよ・・・でもあいつがいなくなったから会いたいとか調子よすぎだろ」

須野は否定もせず頷くだけでそっと里見の頭を撫でる

「あいつから引き離すためにどんだけ・・・あいつがどんだけ・・・」
「うん」
「お前は何でそんな普通なんだよ!だってあいつはお前のことも優子さんのことも!」
「・・・そうだねぇ・・・」

須野は穏やかに里見の頭を撫で続けた
須野に対して言われた言葉に怒ってくれたことが嬉しかったことしか思い出せない。確かに何か酷いことを言われたような気がする。でも、須野にとっては里見が怒ってくれたことのほうが大事な記憶
他の人の評価なんてどうだっていい・・・誰の言葉だって気にならない・・・





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そう!この章は実は葛西中心のお話ー!・・・と見せかけてそうでもなかったりもするwww
つれキミ売れ僕に関してはすごくすごーく家族構成とかまでも考えてあるお話で思い入れが強すぎるしもうばらまいた種もあるからそれを咲かせていかなくちゃいけないわけです・・・
まぁ、家族構成云々は青プも同じなんだけどねw青プもプールの季節だっ!書きたい書きたいーーーっ!コイミズも書きたいーーーっ!野球少年たちも書きたいーーーっ!夏が来るんだーーーよぉぉぉぉぉ!!!!
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