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擦れ違いはきっと愛のはじまり4 - 07/07 Thu

trackback (-) | comment (0) | 苺華シリーズその他SS
欲求不満解消するはずが解消されないまま残った熱・・・ぐるぐると回る熱を持て余しながら有紀は大輝の言葉を頭で何度も何度も反芻する

ずっと気持ちよかったし、断れなくて了承したわけでもない
確かに自分の気持ちをすぐに言葉にできない性質ではあるけれど、嫌なことは嫌だとちゃんと拒否してきたと思う・・・

「あ・・・日浦・・・」
「あぁ、有紀ちゃんーこんばんはーんっ!ねぇねぇ、彼氏とはどーう?仲良くやってるー?」
「・・・」

風呂から戻った有紀は隣の部屋の日浦に久々に会う

「あれ?どーかした?」
「・・・日浦、ちょっと、聞きたいことあるけど時間ある?」
「いーよぉー!今日はどこからもお呼ばれされてないしー」

日浦が自室のドアを開けて「どうぞどうぞー」と部屋に入るように促す
中に足を踏み入れると相変わらずピンク1色の部屋で頭がくらくらする気がした

「どーしたのー?有紀ちゃん、彼氏と上手く行ってない?」
「・・・別れた・・・」
「えええ?!こんな可愛い有紀ちゃんを振ったの?!許せないねぇ?」
「・・・オレから・・・」
「・・・いや、待って。有紀ちゃんの彼氏ってあれだよね?サッカー部のイケメンの子だよね?」

有紀はひとつ頷くと日浦の「もったいなぁぁぁいっ!」という声が上がる

「だって・・・勉強っ・・・オレ、日浦みたいに勉強しなくても頭イイとかじゃないしっ・・・あいつ、テスト週間になると部活休みだからテスト勉強見るって名目でオレの部屋に来るけどそれがいつの間にか・・・イヤらしいことしちゃうしっ・・・でもっ・・・そうすると勉強ちゃんとできないからテストだって」
「んー・・・有紀ちゃん、彼氏のコト大好きなのに別れちゃったからこーんな悲しい顔してるのかぁ・・・」
「だっ・・・大好きとか・・・オレはっ・・・」
「えぇ?大好きでしょー?」

有紀は首を振る
好きかどうか判らない・・・ずっとずっと判らなかった

「じゃあさぁー、じゃあさぁー・・・彼氏が他の男の子と付き合うとか考えてみてどぉう?」
「・・・他の・・・?」
「例えば有紀ちゃんの目の前にいるこのりーちゃんみたいなー」
「・・・日浦・・・と?」
「うんうん」
「・・・」

大輝が日浦に笑いかける・・・大輝があの優しい手で日浦を撫でて抱き寄せる・・・大輝が耳元で愛を囁く・・・

「・・・っ・・・」

胸が痛い。押しつぶされそうになるくらい痛い。痛くて痛くて思わず心臓の辺りをぎゅっと握る

「ほらー!超イヤでしょぉー?」
「・・・なんで・・・」
「もーさぁ、別れるのなしー!って泣きつきなよぉー。有紀ちゃんにぎゅーってされてうるうるの上目遣いされたら一発で落ちちゃうってばぁー」
「・・・オレ、そんな技術ないし」
「有紀ちゃんったらー・・・メガネ外してちゃんと髪の毛整えて鏡見たらぁ?りーちゃんにないもの持ってて羨ましいー!みたいなぁ?小動物の愛らしさが有紀ちゃんにはあるもーんっ」

小動物・・・その言い方が少し癪に障ったけれど言われた髪に手を当てて少し直してみる

「ねー?有紀ちゃん、テスト前にえっちしちゃうと勉強困っちゃうから部活がちょーっと早く終わった日とかに会いたいとか言ってみてよー・・・そしたら有紀ちゃんの悩み解決するんじゃないのかなぁ?悩み解決するために別れるー!ってなっちゃうとさぁ、有紀ちゃんの心がびっくりしちゃうよぉ?」
「・・・でも、別れるって言ったら・・・判った・・・しか言われなかったしっ・・・それってオレのコト大して好きじゃなかったとか・・・最後にしたいって言われたけど・・・全然気持ちよくなさそうだったしっ・・・っていうかなんで付き合ってるのかって考えたらそれって気持ちいいことしたいから?で、最後してみたら悦くなかったからまぁ、要らないか・・・みたいになったんじゃとか・・・」
「あーあーあーあーあーあ!もー!落ち着いてよぉー!」

日浦に抱きしめられると大輝とは全く違う匂いと心臓の音・・・

「落ち着いた?」
「・・・うん・・・」
「えーっと大輝くんだっけぇ?大輝くんもどうしたらいいか判んなくて判ったとか言っちゃったんじゃないのー?とにかく話し合うのが1番大事でしょぉ?」
「・・・うん」
「有紀ちゃん、りーちゃんが思うに、彼、有紀ちゃんのコト大好きだと思うよ?」

有紀は困ったように少し迷ってひとつ頷く。自分の気持ちを伝えるのは苦手・・・でも、できないわけじゃない・・・

「じゃあー、消灯までまだもう少しあるしー?さっさとスポーツ棟覗いてきたらぁ?大輝くん多分テレビのある談話室にいるよぉー?ってゆーかぁ、この時間談話室にいるならこの時間を有紀ちゃんとの時間にしたらよかったのにねぇ?」
「あ、それはいつもオレがこの時間予習時間にしてるから」
「有紀ちゃんもすこーし時間を作ってあげる努力必要ーっ!」

日浦にまた撫でられて手には飴玉を握らされて背中を押された有紀は運動部寮へと足を向けた







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日浦のりーちゃん話も実は苺華シリーズであったりする・・・w


巻ちゃんのバースデーだToTおめでとう巻ちゃんToT
巻ちゃんがいたから私ホント・・・ホント・・・

ヲタ復活したようなものだと思うwwwwwwww東巻書きたい書きたい書きたい


とか思ってたらもう1年以上経ったのね・・・あぁ。ああ。そんなついでにどうでもいいこと書くと、東巻よりも私が昔長いこといたジャンルの漫画が復活とかでそれ描きたくなってる。ネーム描いたりとかバカなの私。もう本出さないよ!的なwwwあぁ。もう毎日楽しいwww時間全然ないのに楽しいぃぃぃぃぃーーーー(もともとそのジャンルっていうか主に絵描いていた時は主にBL風味下ネタギャグで主にやっておりましたとも。それがまた描きたくて仕方ない)
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