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擦れ違いはきっと愛のはじまり18 - 07/21 Thu

trackback (-) | comment (0) | 苺華シリーズその他SS
「オレたち、すれ違いすぎ・・・気持ちは同じなのになんでこんなにすれ違うんだよ・・・」
「・・・ごめ・・・」
「有紀のせいじゃないよ・・・有紀のせいじゃない。でも、なんでも言って?話して?オレも話すから」

有紀がひとつ頷くとすぐにキスをされる。もう迷わない・・・同じ気持ちだと判ったから。本当はお互いに触れあいたいと判ったから・・・
貪るようにキスをする
今までの寂しさを埋めるように。苦しみを忘れるように

「んっ・・・」
「有紀、声、変じゃないから・・・嬉しいから。オレを喜ばせるために」
「でもっ・・・隣っ」

ここが自分の部屋じゃなくて角部屋でもなくて、両サイドには他の学生がいるのに・・・といつものように唇を噛む

「ここ、スポーツ棟の寮だよ?・・・オレ、部活サボってるけどこの時間基本みんな部活出てるから」
「っ・・・ぅ」
「有紀、気持ちいいときはちゃんと教えて?有紀を悦くしたい。有紀は恥ずかしいかもしれないけど、オレだって全部見せるの恥ずかしいし・・・教えて」

懇願されるようにそう言われると口を押えていた手をゆっくり離す

「全部っ・・・大輝が触れるところ全部気持ちいい・・・」

大輝の大きくて節ばった手が触れるところ全部が熱い。じんじんと痺れるように熱くてそれが快楽へと変わる

「ホント?」
「熱くてっ・・・気持ちいい」
「有紀、可愛い・・・すっげぇ可愛い・・・もっと見たい。もっと見せて。聞かせて。全部頂戴」
「そこもっ・・・舐めちゃダメっ・・・」

いつも眉を顰めるようにして嫌がっているように見えた乳首に舌が触れると肩を掴んだ手に力が入る

「あー、有紀の声腰に来る・・・これ、やばいなぁ」
「ふっ・・・んんっ」
「我慢させてごめんな?オレがちゃんと言えばよかった」

何度も何度も頷くとあの時見たローションを手に取る大輝に有紀が身構える。頭では理解している。大輝は日浦となにもなかった。日浦もそう言っていたように・・・でも、有紀の心の片隅に残った疑いと恐怖・・・

「これ、まだ嫌?」
「・・・っ・・・」
「有紀を悦くしたいっって言ったら貰ったんだけど・・・嫌ならいつもの・・・」
「嫌・・・じゃない・・・でも・・・でも・・・」
「うん?」
「オレ、恥ずかしい・・・っ・・・子どもみたいに嫌になってめんどくさくなったらすぐ別れるとかっ・・・1度じゃなくて2回もっ・・・これでキスされてバカみたいに気持ちよくなってまた付き合うとか・・・」
「イイ・・・有紀がオレのコト好きって言ってくれたからイイ・・・っていうかね、もうオレ止まらないっつーか止まれないっつーか・・・期待しすぎて張りすぎ・・・」

熱く滾る雄に触れさせると少し恥ずかしそうに頷いた有紀を見て「オレも恥ずかしい」と言いながら大輝はローションを指に絡ませる
温かいぬるぬると滑る指が後ろへと触ると小さく「んっ」と声を上げた有紀にキスを落とし、いつものように眉間に皺を寄せて何か耐えるような表情に皺の寄った眉間へとキスをする

「・・・?」
「ここ、いつも皺寄って難しい顔する」
「っ・・・そんなこと言われたって」
「うん。急には無理だと思うけど我慢しなくていいから・・・痛かったら痛いって言って?嫌だったら嫌って言って?気持ちよかったら気持ちいいって・・・言えそう?有紀判りにくいよ・・・そのままじゃ」
「ぅ・・・」
「オレも言うから・・・まぁ、ずっと気持ちいいしか言えないんだけど・・・んで、余裕あったらオレの触ってくれる?」

頭を撫でられると指が体の中で動き始めて口を塞ぐ
以前よりももっともっと重点的に感じるところを捏ねられて押されてぐちゃぐちゃになっていく感覚

「ぅあ・・・そっ・・・こっ・・・ダメ」
「痛い?」
「気持ちいいっ・・・気持ちっ・・・イイからぁ」
「っ・・・気持ちイイなら感じてて?オレをここで感じられるようになるために感じて?いっぱい・・・いっぱい」
「んっ・・・大輝っ、大輝ぃ」

名前を呼ばれるだけでジンジンと胸が熱くなる。今まで声を上げないように唇を噛み、口を塞いでいた有紀が名前を呼んでくれる・・・自分の名前を

指を増やされて拡げられていつもよりも頭も体もぐちゃぐちゃになった感覚・・・もうただ名前を呼んで強請ることしかできなくなった頃、引き抜かれた指の代わりに押し当てられた熱い体積

「っ・・・ぅあ?・・・ひぁ」
「ごめ・・・オレ、も・・・き・・・っつ・・・ぃ」
「ダメっ・・・やぁ・・・やっ・・・いっ」
「痛い?抜く?」

ずるずるとゆっくり引き抜かれていく熱に大輝の背中に回した手に力を入れる

「抜くっ・・・のっ、もっとダメぇ」
「有紀、気持ちいいの?」
「んっ・・・ん・・・オレだけっ・・・達っちゃ」
「!・・・イイよ・・・イイ・・・達って?」

目を開けた有紀の瞳に涙が浮かんでいて一瞬ギョッとしたけれど、いつもよりも色っぽく、そそる表情にキスをしながらゆっくりゆっくり抽送を続ける

「っ・・・ぅ・・・」
「大丈夫?」
「ゃ・・・」

背中に回された手が力強く大輝を抱きしめる

「どうした?」
「ゆ・・・や」
「うん?」
「ゆっくり・・・ヤダっ・・・大輝また達けないっ・・・」
「や、大丈夫。すっげぇ温かくて気持ちいい」

ブンブンと頭を振る有紀に困った表情を浮かべる。ゆっくりでも時間を掛けて感じられるのに満足していた。有紀も苦痛の表情ではないし、ジンジン心が温かいから

「もっとっ・・・たくさん動いてっ・・・そこっ・・・もっともっと擦ってっ」

恥ずかしそうに打ち明けた有紀に驚いたような顔をして体を震わせた大輝に「え?」と小さく声を上げる

「ごめ・・・うっわー・・・恥ずかしいっ!どうしよう・・・オレ、すっげぇカッコ悪っ!」
「大輝・・・?」
「ほら・・・ゆっくりでも達けちゃうって判ったっしょ?」

顔を赤くしてため息を吐くような大輝に有紀は笑って幸せそうにキスを強請った






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拗ねてすぐ別れるっ!っていう受が書きたかった!っていうね・・・全部水尾の趣味にて書いておりますとも
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