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青春はプールの中で9-7 - 08/01 Mon

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柚木が部活を終えてプールを出るとポンと肩を叩かれて振り返る

「流ー!今日ご飯どーする?」
「あー、どうしようか・・・作ろか?」
「作るー?でもなんか今日疲れたよねー」

数日前、部屋を飛び出した柚木は竹市の部屋へ行ったけれど秀は遠征中だし、球が帰って来るだとか聞いてそのまま新井の部屋へ向かった。でも新井の住むアパートの外から但馬が新井の部屋に入っていくところを見てやっと幸せになった新井の幸せを壊すわけにも・・・と諦めてどこへ行こうかと近くのコンビニへと行ったところで水球部のマネージャーをしている早川とバッタリ会ったのだった

「よしっ!疲れたけどご飯適当に食べて今夜も流を張り切らせてやるからっ!」
「おーおー・・・そんな期待されちゃオレも頑張ら・・・は?」

急に宙に浮く感覚がして足をバタつかせると驚いた顔の早川の顔が見えて振り返る

「な・・・はぁ?」
「すいません。今日はこいつ連れて帰るんで」
「ちょ・・・はぁ?!っつかなんでここにいんだよっ!下ろせっ!おいっ!柿内っ!!!!!」

柿内に担がれたままどんどん遠ざかっていく早川だとかプール棟だとかを見ながら何度も何度も「下ろせ」と訴える。でも、聞いてくれない柿内に「恥ずかしい!バカっ!下ろせ!!!」と叫ぶ柚木の声だけが周りに響く
まだ構内に残っていた生徒が何事かと柚木たちを好奇の目で見るのも恥ずかしくてただ暴れるのに下ろしても貰えず離されることもない柿内の腕

「・・・あれ、流ちゃんとカッキー?」
「・・・っすね」

そんな2人を但馬と新井も目にして但馬はスッと息を吸い込むと

「そのままコンビニでジュース買って罰ゲーム遂行してくださいっ!!!」

そう叫ぶ
但馬の声が周りにも聞こえたのだろう。「あぁ、なんだ。あれ水泳部か」「水泳部がまたバカやってんのか」と納得したような声が但馬たちの耳に入って但馬はひとつため息を吐きだした

「・・・但馬のそういうところもホント好きー」
「?」
「優しいんだー!ホントもー・・・男前で大好きすぎてオレ死んじゃうー」
「死ぬのは困る」

そう但馬が笑って新井の肩をポンポンと撫でたのだった








「どういうつもりだよっ!クソ恥ずかしかった!」
「・・・っすね」

部屋に着くとやっと下ろされた柚木がそう文句を言うといつもと表情の違う柿内に気付いて身構える
壁際に押し寄せられると逃げ場がなくて迫力のある柿内が怖くて逃げようとするがやっぱり柿内の長い手に捕まる

「・・・今までどうしてた?」
「っ・・・怖ぇよ・・・なんだよ・・・あれだよ。お前もオレもやっぱり女の子相手にしてたほうがイイんじゃね?って急に思ってさぁ、毎晩女の子と楽しんでただけ」

それは本当に軽い言葉・・・いつものようにふざけあうみたいに言う柚木に柿内の頭に血が一気に登る

「何・・・?」
「だからぁ・・・お前も女の子と楽しそうにしてたから」
「別れるっつってんの?」
「・・・お前、オレと別れても親友に戻るだけっつったじゃんー?だったらさー、このままホントに健全なルームシェアしてりゃいいじゃんー?」
「・・・女の子・・・」

柿内が掴んだ腕が痛い。力いっぱい握りしめられていて痣になるんじゃないかと柚木は思いながら柿内の手を剥がそうと掴まれていない手でペシペシと柿内の手を叩くとまた宙に浮く感覚

「だからそう何度も軽々抱えんなっ!バカっ!」

柿内は柚木を抱えたまま自分の部屋を開けるとベッドへと投げ捨てるように柚木を下ろす

「・・・女の子と楽しんだってあんた、女の子抱けんの?」
「はぁ?・・・ちょ・・・やめっ・・・そんな雰囲気じゃねぇだろ!バカっ!」

服を乱暴に剥ぎ取られて下着1枚になると両腕を掴まれたまま柿内にキスされる

「んっ・・・んんーっ」
「っ!」

無理矢理唇を舌で割って入ると噛みつかれて口の中に鉄の味が広がって小さく舌打ちをする

「お前だってっ・・・女の子と楽しそうにしてたじゃんかっ!」
「オレ、あんた以外にこんな勃起しねぇけど?」

掴まれた手を柿内の昂ぶりに触れさせると柚木は柿内が今からしようとしていることが本気なのだと理解して青ざめる
腕をまとめられて掴まれると下肢に冷たいヌルヌルとした感覚

「柿内・・・?」
「あんた、女の子にココ、触ってもらうの?」
「な・・・バカ言うなぁっ」
「ほら、すぐにこんな感じちゃう・・・このドロドロの体、女の子相手にできんの?」

柚木は唇を噛んで柿内に与えられる体内への刺激に耐えようとするけれどもう覚えてしまった柿内の手にただ甘い吐息が漏れ出す

「ぁ・・・柿内っ!ダメっ!一緒っ・・・ムリっ」

体内から感じる場所を押し上げられて外部からは温かく口内に包み込まれて扱かれる

「っあ・・・っ・・・ムリぃ・・・出るっ・・・出るからっ・・・こんなんすぐっ・・・出ちゃっっ!」

柿内が吸い上げた拍子に快楽を吐きだした柚木は肩で呼吸をすると下肢に押し付けられた熱に顔を上げて首を振る

「無理っ!今、ホントムリぃっっっっっ」

急に増えた体内の体積に背中を浮かせて解放された腕で柿内の背中を掴む

「ほら、あんたこっちのが感じるじゃん・・・」
「っ・・・っ・・・」
「あぁ、もう達ってんの?どうする?女の子とするときここにバイブでも挿れてもらいながらする?」

唇を噛んで息を詰まらせている柚木の唇を指で剥がすと噛まれないように唇を舐めると汗の浮いた額を撫でた










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柿内ブチ切れ編。
柿内はヘタレじゃないんだ。ヘタレじゃないんだ・・・ただ、ホント私が書くといつの間にかヘタレていくのだけれども・・・

今日から8月!今年も1日2話更新やりたかったけど全然無理だた・・・ToT
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