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つれないキミと売れてる僕10-15 - 01/08 Sun

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須野はメールを見て驚き、そして不安がよぎる・・・

里見が話がある・・・そうわざわざ連絡してきたということは重要なことか悪いコト・・・
自分が悪いことをした・・・?それとも葛西の異業種交流会でイイ人に出逢ったから関係を終わらせよう・・・?

「っ・・・」

撮影が終わるのは何時か・・・そう思いながら唇を噛む。怖い。怖かった・・・そして今すぐに帰りたい。そう思いながら携帯を額につけて祈った





須野は時計を見上げる。朝が早い里見は今寝ている時間。でも、遅くても早くてもイイ。そう言われたから小さくノックをすると里見の部屋へ入る

「・・・」

暗い部屋。そのままそっと寝室へ向かう

「おう・・・」

寝室のドアを開けるとベッドライトをつけて読書する里見の姿

「・・・起きてた・・・の?」
「んー、まぁ、遅くなってもイイっつったのオレだからな」
「・・・うん」

ドキドキしながらドアを締めるとベッドの下へ跪く

「ごめんね。遅くなって」
「いや・・・」
「話・・・って・・・」
「あー・・・お前と最近話してねぇなぁ・・・って」
「・・・え?」
「なんだよ」

何度か瞬きをした須野が微笑んで「嬉しい」そう言いながら里見の手に唇を寄せるといつも通りの須野に里見も安心し、じゃあ、今までの違和感はなんなのかと更に疑問になる

「一緒に寝るか?」
「あ、僕帰って来てすぐ来たからまだシャワーも浴びてない」
「朝浴びろよ」
「・・・でも、臭いかも」
「イイから」
「・・・うん」
「とりあえず皺になる服は脱げ」

里見の言う通り、洋服を脱ぐと里見のベッドへと上がる、ふわりと里見の香りがして里見の首筋に唇を寄せ「愛してる」と言いながら里見を撫でる

「お前とやりたいプレイもあったけど眠ぃ」
「うん・・・じゃあ楽しみにしてるね?」
「おう・・・楽しみにしてろ」
「里見・・・イイ匂い」
「当たり前だ」
「僕の大好きな匂い・・・」

変わらない須野の態度。もし、自分以外に惚れたら須野はきっと上手く誤魔化すことなんてできない。確かに俳優なのだから演技はお手の物。けれど、きっと判る・・・須野の態度が演技なのかそうじゃないことは・・・テレビで見る須野は俳優の須野 寛人だけれど、普段の須野とは違うから。里見の前では全く違う須野だから・・・






翌朝、いつも通りのアラームで目を覚ます
睡眠時間がいつもよりもずっと短くまだ眠い目を擦りながら背伸びし、隣で寝息を立てる須野の頭をポンポンと叩く。一緒に眠ったのだからきっと眠いはず。でも今日が何時に出て行くのか聞いていないから起こしてやる

「ん・・・里見・・・おはよ」
「おう・・・」
「・・・今、何時・・・」
「4時。何時に出るんだよ」
「8時・・・」
「んー・・・今起きたらオレとエロいことできんぞ?」
「!」

須野は目を開けると妖艶な笑みを浮かべる里見に顔を赤くする

「朝だよ?」
「あぁ、朝だなぁ」
「僕、仕事行くんだよー?」
「あぁ、仕事行くんだよなぁ?」
「・・・い・・・イイんですか?」
「やりたいプレイがあるっつっただろ?」

須野は生唾を飲み込んでひとつ頷く
朝から刺激的な悪魔の囁き・・・そういえば撮影が始まってから里見に触れてもなかったことを思い出してすぐに体が期待し、反応してしまう

「これ、判る?」
「・・・?」

里見が手にした物体が判らなくて首を傾げるようにして里見を見つめる須野

「あー、やっぱりお前も使ったことねぇよなぁー」
「・・・使うって・・・?」
「オナホ」
「・・・え?!」
「こないだ飲み会でもらった」

里見は手慣れた手つきで須野の下着を下ろすとローションを垂らす

「や・・・え、待って!」
「あー、最初はオレの手で扱いてやるってー」
「やりたいことって・・・え?ええ?」
「すげぇイイらしいから。これ作った奴が自信もって勧めるっつってた」

ぬるぬるとローションで滑る手が須野の雄を撫でるように動く
里見の手が指が須野を撫で上げる度に甘い吐息を漏らしながら期待した目で里見を見てキスをねだる

「気持ちイイ?」
「気持ち・・・イイっ・・・」
「おー、イイ感じイイ感じ・・・んじゃ、行ってみるかぁ・・・エロ顔でエロい声、上げろよ?」

須野の雄の先端に無機質な物質が当たると

「ぁ・・・」

小さく声を上げた須野が下肢へと視線を送る

「・・・あ?」
「・・・ごめ・・・」
「・・・マジで?」

さっきまで力強く芯を持っていた須野自身がへにゃりと力を失くしたように萎えていて里見は須野を見るけれど須野は困ったように里見を見つめ返すだけ

「なんだよ・・・お前のエロ顔拝もうと思ってたのに・・・」
「ぅ・・・」
「これ、嫌?」
「嫌っていうか・・・なんだろう・・・」
「・・・そうか・・・」
「ごめん・・・里見は?」
「いや、お前のエロ顔見たくてやろうと思ってたからなぁ・・・」
「・・・ごめん」
「シャワー行って来い」
「・・・そうする」

須野が申し訳なさそうに立ち上がると寝室を出て行き、里見は使おうと思っていたものを手に持ったままそれを見つめる
これが嫌だったのかそれとも自分とこういう行為が嫌になったのか・・・きっと真面目な須野だ。前者だと思いながらもため息を吐く。名前で呼ぶこともなかった・・・そう思い出しながら
こんなつもりじゃなかった。こんなはずじゃなかった・・・









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残念ながらエロは来ませんでした・・・え?期待してない?
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