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理想のあなたと恋の鐘13 - 02/13 Mon

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課長をバスルームに残して部屋に戻ると課長のポケットに手を入れてみる。あぁ、財布は置いてきたから金がないって言ってたや・・・家どこなの?課長の家・・・どうしてもどうしてもそいつをなんとかしないとオレの気が済まない。課長をあんな目に遭わせて何の罰もないだなんて許せない
携帯はロックが掛かってるし。あ、別にメールとか見ようとかそういう気は全然ないんだよ!全然!もしかして自宅住所入ってないかなぁーなーんて思っただけだから!!!!

「おい・・・人の所持品確認してどうする気だ?」
「あぁぁぁあぁあ・・・あのっ!課長の家どこか教えて下さいっ!」
「なんでだよ」
「オレ、課長のためじゃなくって自分のためにそんなことしたやつ殴りたいから」

課長はため息を吐きながら濡れた髪をタオルで拭く。あぁ・・・水も滴るイイ男的なアレじゃね?

「会社の裏の茶色のマンション」
「・・・は?」
「近くてすげぇイイ部屋だったのになぁ・・・」

あぁ、だから終電とか気にせずに飲んだり残業したり・・・そうだったんですか・・・っていうかじゃあこっからも結構近いのに・・・なんでばったり会ったりしなかったのっ!!!あぁあああああ!!!!オレのバカー!いや、家の場所は判ったけど・・・部屋はどこ・・・

「部屋番号・・・あ、課長・・・?」
「見ててもいいけど・・・」
「・・・な・・・んで・・・」
「達けねぇんだよ・・・あんなやつのあんなんじゃ」
「それ、オレに触れって言ってるみたいなもん・・・」
「触れっつってんだよ」

課長は下着をずらして自身を触ってた。達かせてもらえないってどんなん・・・課長感じやすいのに・・・どんな・・・プレイだよ

「部屋番号教えて」
「なんでてめぇに教えなくちゃなんねぇんだよ」
「イイよ・・・でも、教えてくれるまで達かせてあげない」
「・・・てめぇも変態趣味か」
「っ・・・一緒にしないでください」

一緒にしないで・・・やってることは同じか。でも、一緒になんてしないで。オレは課長のこと本当に大好き。課長に酷いことなんて一個もしない。もう毎日甘やかしてこの手で撫でて優しくしたい。

「あ・・・ホントに達かせねぇ気かよっ」
「教えてくれたらすごいのします」
「すご・・・いの?」
「そう。好きでしょ?この奥ぐりぐりってされるの」
「これ、突っ込んでくれるのか?」
「体辛くなくて課長が欲しいならいくらでも」
「ん・・・802号室・・・」

効いた!効いたよっ!っつか何?ホント課長、オレのムスコのことは好きなんだな・・・オレのことも同じくらい好きになってくれないかなぁー
課長が眠ったら突撃しよう。うん。武器・・・は持って行ったら洒落にならないから武器は持って行かないでおいて・・・あ、でもあれ?雑誌をお腹に挟んで行った方がいいとかそういう系かなぁ。反撃された時用に・・・いや、刺されて向こうが傷害で捕まるのもいいかも。そしたら!課長も「オレのために・・・原田好きー!死ぬなー」みたいな!あぁ、いい!!!!いいっ!!!!!

「痛くない?」
「んっ・・・」
「っ・・・どう?当たってる?」
「んっん・・・原田っ・・・原田っイイっ・・・イイっもっと、もっと・・・お腹いっぱいにしてっ」

こんな可愛い人を虐めたくなる人がいるってのが判らない。本気で判らない
課長の口元、切れちゃってるし、痛そう。オレ、全部全部課長を癒したい



課長が目を閉じて眠ってる・・・オレのベッドで安心して眠ってる・・・眠りにつくまで頭を撫でさせてもらった。最初は気持ち悪いだとかやめろだとか散々文句言ってたけど最後はオレの腕の中で眠ったんだ。気持ち悪いって言う相手の腕の中で。こんなに疲れていたなんて・・・

そっとベッドを下りると服を着て部屋を出る
課長の部屋へ向かうために




会社の裏の茶色のマンション・・・っていうかホント会社目の前じゃん!っつかオレも毎日このマンション見てたっつーの。8階まで上がると部屋番号を探して辿り着く・・・あ・・・鍵・・・ないじゃん

とか思いながらドアに手を掛けたら意外と簡単に開いた

「・・・おじゃましますよー」

そう言いながら入るとすぐに人の影にビビって身構える

「誰だ・・・」
「お前が・・・課長を・・・」
「・・・え?」

人影に飛びかかるととりあえず力いっぱい殴りつける
・・・だーけーどーーーーーその直後、オレは吹っ飛ばされて踏みつけられてた

「おい・・・殴りやがったな?このオレを・・・」
「お前なんてお前な・・・」

あれ?あれーーー?っつか・・・この人・・・

「マスター?」
「・・・あー・・・キミか・・・」
「マスターだったの?課長をあんな・・・あんなっ!!!オレの気持ちも知ってたのにあんなことしたのっ!!!!くっそ・・・」
「暴れんな。あーもーめんど」

マスターは手慣れた様子でオレを梱包用の紐でぐるぐる巻きにして・・・あぁ、課長もこうやって簡単にぐるぐる巻きにされたんだって思ったら悔しくて悔しくて泣きそうだった

「・・・タクは?」
「・・・」
「お前の部屋?」

っつかマスター人格違いすぎる・・・なんだよ。いつもの穏やかそうな表情も口調も全部嘘だったのかよ。騙された。ずっとずっとオレの恋心を聞いてもらって、涼しい顔で聞いておいて・・・そりゃあ課長のことよく知ってるはずだよ。最悪。最悪

「もしもし?おい。引き取りに来い。あ?お前の部下。っつかお前の部屋だっつーの。鍵?あー・・・」

マスターは電話をし始めてきっと課長にだ・・・課長に

「なぁ、鍵はどこかって聞いてるけど?タクこっち来させんのにお前ん家鍵開けっぱなしじゃ困るって」
「課長は来なくていい!」
「っつか邪魔だから。マジで。もしもし?あ?あった?じゃあ速攻で来い。こいつ勘違いしてオレを殴りやがった」

なんだよ勘違いって・・・課長がマスターのことを好きだとも言いたいのか!あんな乱暴する人間を好きになるわけない
課長がマスターのことを好きだなんて嘘だ・・・嫌だ。嫌だっ!!!!








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やっとちゃんと出てきたマスタぁぁぁーーーー!!!
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