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理想のあなたと恋の鐘24 - 02/24 Fri

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「課長、ごめん。今まできもくてごめん。それであんたの大事な親友恋人にする。ごめん」
「っ・・・勝手にっ・・・」
「ねぇ、真央さん、キス・・・したい」

マスターの唇がオレの唇に触れる。柔らかい・・・マスター、ホントは結構オレのコト好きだよね?自意識過剰?ううん。違う。マスターって優しくて不器用で・・・好きじゃなきゃこんな優しいキス男にできない人だと思うんだ
それでも、マスターは課長の心なんとかしたいんでしょ?オレも・・・
でも、もしホントにそれでもダメならオレの全身全霊掛けて優しくて可愛そうなマスターを幸せにするから・・・痛い・・・痛いよ・・・マスターのその気持ちが痛い

「・・・引き取って行かないなら出て行けよ・・・お前邪魔になった」
「・・・」

マスターの指がいやらしくオレの胸を触る。気持ちイイ・・・マスターの指気持ちイイ・・・演技じゃなくてうっとりしちゃう・・・そうそう。そのままヘソ撫でてオレのムスコ優しく撫でて・・・

「く・・・っそ・・・」

課長のきれいな顔が歪む。あぁ、泣く?泣かせる?いや、泣かない・・・課長は強い人だから泣かない。でも・・・うわぁぁぁぁぁぁぁ?!

「・・・タク、それが答えか?」
「・・・クソ・・・くっそ・・・気持ち悪いっ!気持ち悪い気持ち悪いっ!!!」
「課長?」
「課長って呼ぶなっ!!!拓真だっ!オレはっ」
「拓真さん」

課長がオレの上半身にしがみついてくれてる・・・震えてる・・・可愛い・・・愛しい・・・

「拓真、原田くんのこと好き?そうだろ。お前が自分で名前呼ばせたがるのってそうだろ?『タク』じゃなくって拓真って呼ばせたいんだろ?」
「っ・・・判んねぇしっ!!!そんなのっ・・・判んないっ・・・」
「でも、オレが原田くんと付き合うのは嫌だ?」
「・・・こいつは・・・」
「お前がまだセフレだって言い張るなら・・・」

ふ・・・ふあぁぁぁぁーーーーっ・・・マスターのたどたどしい舌がぁぁぁぁ・・・舌がぁぁ・・・何これぇ・・・天国?天国なの?上半身にはしがみついて震えてる課長がいるし下半身には色っぽいマスターがぁぁぁぁ・・・天国ーーーーっ

「っ・・・ダメ・・・止めろっ!真央っ!真央っ」

あ、天国もっともっとすごかった・・・課長がオレのを取り合うみたいに・・・ちょ・・・あ・・・んんんんんーーー役得ってこういうことだな・・・

「ちょっと待って・・・2人とも待って・・・いや、すっげぇ天国みたいだし気持ちイイけどこれ、なんも解決してない」
「・・・タク、どうすんの」
「これ・・・オレのだから」
「・・・お前専用?」
「ん・・・オレの・・・」
「や・・・オレのムスコが好きってのはうん。聞いてるけど・・・そこばっかり需要があっても・・・」
「原田っ・・・お前っ、オレが好きっつってたよな!」
「はい。好きですよ?」
「だったら・・・だったらっ・・・」

あ・・・なんだろ・・・課長のこんな顔見たことない。可愛い。可愛い・・・年上のいつだって強くて美しい課長がこんな・・・こんな必死で可愛い顔見せてる・・・ドキドキワクワク・・・あぁ、これ。幸せの鐘の音

「じゃあ、オレと付き合ってくれますか?」
「・・・っ・・・」
「オレと付き合ってくれますか?」
「・・・マサの前では言うわけねぇだろ」
「ふはっ・・・プライド高っけぇー!はいはい。もーいいよ。原田くん。はい。パンツ履いて服着て!帰れ帰れー」
「マスター」
「お前、優良物件なのには間違いねぇからこいつがやっぱり付き合わねぇとかごねたらいつでもおいで。優しーく優しーーーくオレが慰めてやっから。オレ、ホント見る目だけはあんだよ」
「・・・っ・・・」

イイの?マスターはそれでいいんだね?課長を幸せにしてやれってことでイイんだね?ごめん・・・マスター・・・オレがダメダメなせいでマスターに体張らせて嫌なことばっかり言わせて、嫌な役やらせて・・・ごめんね・・・






マスターの部屋を出てから無言で歩く課長。誰もいない夜道だけど流石に手とか繋いだらダメかなぁ・・・まだちゃんと答え貰ったわけじゃないしなぁ・・・でも、でもね、オレ、確かに今、課長が付き合ってくれるっぽい状況に浮かれてるけど前みたいなテンションじゃないんだ・・・課長は年上で大人な気がしてたけどこの人と付き合うためにはこの人支えるためにはオレ、子どもじゃダメなんだよね。だからオレ、大人になんなきゃ。課長みたいに・・・いつだって惚れ惚れする程の大人にならなくちゃ

「あれ?どこ行くの?オレの部屋こっちなの忘れた?」
「帰る」
「ええ?!いや、え?なんで!さっき・・・」

課長の腕を掴むと見上げて来た顔に思わず抱き締める。ごめんなさいごめんなさい。でも、そんな顔をしてたらこうせずにはいられない

「上沼専務とちゃんと別れてからにしましょうか」
「は?」
「オレと付き合うの・・・過去を清算しないとやっぱり踏み切れないですよね。だからちゃんと別れてオレと付き合ってからにしましょ?オレとセックスするの。他の人とも寝ちゃダメ。オレとも寝ない。その代わり、ちゃんとお別れできたら課長の好きなだけあげる。全部全部好きなだけあげる。オレにできることならなんでも全部するよ」

そう。上沼専務とちゃんと別れてそのままオレとすっごいセックスしよう?ね?課長・・・







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成長するんだ!原田!!
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