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コイゴコロミズゴコロ3-21 - 03/21 Tue

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宿に戻り、部屋に戻ると、やっぱり、無意味な賭けなんて止めて考え直してほしいと但馬に言うべきだと新井は立ち上がるが、同時に江口が立ち上がって新井の背中に触れる

「?」
「どーこ行くの?」
「あー・・・ちょっと」
「・・・ふぅん?」

新井が部屋を出ても江口がついて来て困った顔をしながらトイレへと入る

「・・・!」

トイレへ入ると腰を抱かれて個室へと押し込められる

「・・・江口?」

布擦れの音がして便座に座らされた新井の目の前に出される江口の雄・・・

「・・・ぇ?」
「舐めて?」
「・・・明日は」
「うん。舐めて?」
「っ・・・」

江口の言葉にうなずいて舌を出すとまだ柔らかい雄を口の中へと含み口内で扱く
江口が何を考えているのかは判らないけれど、もしかしたら但馬の所へ行くのを察して嫉妬してくれたのかもしれないと少し嬉しくなる
これが江口の愛情だから・・・江口の愛し方だから・・・

「あー、そうそう。相変わらず上手いな・・・」

頭を優しく撫でられて硬くなってきたそれを夢中でしゃぶると頭を掴まれ喉の奥へと押し込められる

「んぐっ」
「苦しい?でも、瑞貴もだんだん感じてきただろ?オレのしゃぶってるだけなのに」
「んーんー」

涙が滲む・・・苦しくて。ただの生理現象・・・でも、今までこんなにも涙が出てきたことなんてあっただろうか・・・
頭に浮かぶのは何故かあの時のコト・・・苦しくて痛くて助けてほしかった時のコト・・・もうとっくに乗り越えて、口でするのも好きになっていたのにどうして思い出すのか判らない・・・快楽に変換できない。苦しい・・・苦しい・・・溺れそうで・・・怖い

「あー、出そう。出す・・・こぼすなよ?」

口内に生暖かく粘り気のある液体が広がるとすぐに青臭く、何とも言えない匂いに顔をしかめる
おかしい・・・こんなこと思うのはいつぶりのことだったか・・・

「ごっくんして?」
「・・・」

言われた通りにしたかった。出来るハズだった・・・でも、飲み込もうとして喉にひっかかるそれをすぐに噎せて便器の中へと吐き出す

「あー・・・ムリさせた?ごめんな?」

頭を撫でられたまま新井は何度も頷き「ごめん」と謝るとすぐ抱き起されて場所を入れ替えられ、江口の上に座る形になる
尻を撫でられると体を強張らせる

「・・・え・・・江口っ」
「あー、大丈夫。お前に無理させないって」
「・・・オレ・・・今っ・・・調子良くないし、ホント・・・準備もないしっ・・・今日、そこ使うのは」
「準備ってー?」

すぐにぬるりとする指の感触を感じて江口の肩を掴んで首を振る
最初からそのつもりで滑りをよくするためのものも持ち込んでいたのかと絶望する

「瑞貴、どこ行くつもりだった?」
「トイレっ・・・トイレっ」
「違うだろー?但馬の所?」
「っ・・・それはっ」
「2本目ー」
「ふっ・・・ヤダ・・・明日・・・明日はっ・・・」
「うん。だなぁ・・・」
「江口だってっ・・・但馬とっ」

明日もレースがある。但馬と勝負をかけた戦いもあるのではと言いかけた瞬間に内部を強く押し込められて息を詰めて口を手で塞ぐ

「あー、お利口。そうそう。ここは誰が来るかもわからないトイレだもんなぁ?静かにしないといけないよな?」
「っ・・・くっ・・・」
「但馬との賭けしたレース・・・?何?こんなことでオレが但馬に負けるって思うの?」

ブンブンと頭を振るけれどその度に快楽が体へ伝わっていく

「但馬の所に何をしに?」
「っ・・・や・・・めっ・・・」
「止めてほしかったらちゃーんとオレの質問答えろよ」
「や・・・めてっ・・・もらいにっ・・・」
「何を?」
「江口とのっ・・・勝負っ・・・ってぇ」

江口の指が止まって少しホッとしたが、すぐにまた強く内部を捏ねられる

「ふぁっ・・・んんーーーー」

すぐに口を押える新井
ジンジンと疼く・・・もっともっと欲しい・・・でも、明日はレースだと唇を噛む・・・ただ涙が零れてくる。あの時も次の日も過酷な練習があったのに誰も話を聞いてくれなくて助けを求めるのに口を塞がれて力でねじ伏せられて涙を零していた

「オレが負けるって?」
「江口・・・ホント・・・もっ・・・もぉ・・・ヤダ・・・」
「オレが質問してるんだけど」
「っ・・・但馬を傷つけたくないっ・・・ホント・・・止めて・・・止めてっ」
「なんで泣くんだよ・・・いつもいつも・・・瑞貴、なんで泣くんだよ」

手を止め、体内から指を抜くとすぐに抱きしめられる
優しく抱きしめられると江口に体重を預けて頬を濡らす涙を手で拭った

「・・・ごめん・・・江口のTシャツ、汚しちゃった」
「んー、瑞貴のガマン汁でべっちょべちょ」
「オレのTシャツ着る?」
「お前の着たらぴっちぴちだろ」
「そんなに体型変わんないでしょ」
「変わるだろ」
「うーん・・・そうかなぁ・・・」

いつもの江口に戻ったようで笑顔を作る新井
そっと髪を撫でられると目を閉じて江口の掌を感じる

「折角オレのモノにしたのにまたオレから離れるとか許せないんだ」
「・・・ん・・・心配いらない」
「だよな・・・でも、じゃあなんであいつはあんなに自信あるんだよ。瑞貴があいつを好きみたいに」
「・・・」

但馬に自信なんてないと思う。あるとしたら新井を心配してのこと。今、但馬を動かしているのは新井に愛されているという自信よりも新井が江口に言いたいことを言えずに江口と付き合っているということ

「江口・・・オレは」
「瑞貴はオレが好きなんだからオレと付き合うのが1番だ。オレも瑞貴が好きだからずっと一緒にいるって決めたんだ」
「・・・うん・・・」

ずっと一緒にいる。その言葉が新井にとっての安定剤・・・1人にはなりたくない。1人は怖いから・・・騙されてもイイ。1人にして欲しくなくて色々な人について行った。そして、仮初でも体を重ねて寂しさを埋めて寂しさを紛らわせていたんだから・・・

「お前は一生オレの傍にいるべきなんだ」
「・・・うん」

この言葉がある限り。1人じゃないと思えるから江口からの見えない枷も喜んで受けてしまうのだ









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