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コイゴコロミズゴコロ3-32 - 04/01 Sat

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朝、新井を抱きしめた状態で目を覚まし、痛む頭を押さえながらも飛び退き、頭を床に擦りつけるような土下座をする

「すいませんでしたっ!!!」
「・・・おはよ・・・但馬」

目を擦りながら目を開けた新井は背伸びをしながら明るい外を見る

「ごめ・・・オレ、そのっ」
「但馬さー・・・」
「うん・・・ごめん」
「もっと感情出せばいいと思う」
「・・・」

新井は笑って布団から出ると頭を上げない但馬の頭をくしゃくしゃと撫でる

「オレ、ホント自分勝手だよね・・・別れても但馬が普通だったからホント勝手に元通りって思ってた。でも、但馬をずっと苦しめてたのオレだよね」
「・・・や、オレは・・・」
「オレが勝手だから但馬も傷つけて苦しめたし、これから江口も傷つけるんだ・・・そんなオレでイイの?オレも聞きたいよ。でね・・・江口と話するとき但馬もついて来て?」

ついて行く・・・別れ話に?と思って但馬が困ったような顔をする

「江口に言いくるめられちゃうかもしれないでしょ?」

確かに、江口に今までずっと言いくるめられてきた新井のこと。いくら但馬に話を聞くように賭けで決まったとしても目の前にしたら別

「あ、疑ったー!でもさー、なんかねー、昨日の但馬見てオレも甘えてばかりじゃいられないよなーって思ったから。話は聞いてもらうよ!でも・・・さぁ・・・オレ、江口にはやっぱり弱いっていうか」
「疑ってるとかじゃないけど」
「オレ、江口には感謝してる。大好き。これはホント。ごめんね。それは変わらない。でも、恋人として一緒にいたいのは但馬。江口とは親友でいたい・・・まぁ、これはどうにもならなくて親友でもいられなくなるのかもしれないけど。でも、何年でも謝って嫌がられても江口と友達になるんだ・・・ごめん。ホントにオレ、江口と離れる気がなくて・・・ごめん」

但馬は小さく首を振って新井を抱きしめる

「ホントなんだ・・・」
「何?」
「新井さんがオレといるって・・・言った」
「うん?や、オレどっちかっていうと江口から離れられないって言ったけどなんで嬉しそうなの・・・」
「夢かと・・・」
「夢じゃないよ。但馬が酔っ払って超めんどくさかったのも夢じゃない」
「っ!!!!」

新井の体に顔を埋めたままそれは夢であって欲しかったと思いながら新井の存在を確認するようにキツく抱きしめる
感覚がしっかりと触覚から、嗅覚から、視覚から確認できると但馬は笑って新井を離す

「でも、もーさ、色々我慢するのやめて?但馬がオレの全部苦しみながらも受け入れてくれたのと同じようにオレも但馬の全部受け入れるんだから」

笑顔の新井が但馬に手を伸ばす

「酔っ払った但馬の方が判りやすくて可愛かったし」
「っ?!」
「嫉妬とか欲望とか?ぜーんぶぶつけて!オレ、バカだから全部ぶつけてもらわないとわかんないや」
「あー・・・オレ何言った?」

フフフ。と笑った新井が但馬の耳元に口を近付けると昨晩の但馬の口調をマネして「新井さんとセックスしたいですー」と小さく囁く

「・・・消えたい」
「やー、昨日は但馬が可愛すぎて火点いちゃったのに但馬その後そのまま寝ちゃうんだもんなー。オレのエッチな体は大変だったんだけどなぁー?」
「あの・・・」
「うんー?」
「あー・・・やー・・・ホントなんですけど、覚えてないけど言ったことは全部、多分本心で・・・でも、アレですよ?!そのっ・・・なんていうか。ちゃんと江口さんと・・・えっと・・・じゃないとなんか、結局一緒っていうか」

但馬言いたいことを察して新井は頷く

「早めに決着つけるよ?早く話しに行こう?今日部活終わった後でもイイ!だから全部終わったらたくさんしよ?ごめんね?節操なくて・・・でも、知ってるよね?オレのエッチな体」
「っ!?」
「但馬ホントに可愛いんだもん!昨日も襲っちゃおうかって思ったよ?!酒入ってるからかちょっと触っても反応なかったから諦めたけどー」
「・・・もうオレ酒飲まない・・・っていうか触ったって何?!あんた、寝てるオレの体弄りまわしてたわけ?!」

新井は笑って「ごめーん」と謝ったけれど怒っているわけじゃない。新井に触れたいと思われて触れられたことが嬉しくてそれが恥ずかしくて照れ隠し。ただ、意識ないときじゃなくてちゃんと意識があるときに触れてほしかったと思いながら・・・







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はい。江口との決着を済ませねば終われませんともぉーーーー
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