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青春はプールの中で10-24 - 05/10 Wed

trackback (-) | comment (0) | 青春はプールの中で
2人の部屋の前に着くと車を降りる
柿内の体を支えようと柚木が柿内の腕を肩に回すけれど、身長も違いすぎる上、だんだんと力の入らなくなってきた柿内の体を支え切ることができなくて地面に膝をつく

「・・・クソ・・・力入んね・・・」
「柿内」

触るなと言われたけれど、柚木1人で部屋まで柿内を運ぶのは無理だと神田は柿内に駆け寄ろうとしたが、沙耶にシャツを引っ張られて阻止される

「・・・梅、あんたん家、1回行く」
「はぁ?でも」
「いいからっ!車乗って!」
「でも2人このままじゃ」
「黙れっ!やっと梅が役に立てるんだ!早くっ!」

沙耶がどういうつもりか判らなかったけれどとりあえず車に乗ると発進する車から地面に膝をついたままの2人を不安そうに見つめて去っていく

「・・・オレ、力なくはないけど柿内おんぶして部屋まで行けない・・・」
「ハハ・・・ったりめぇだろ・・・」
「引きずってく」
「地面痛ぇよ・・・っつか・・・っつか・・・さ・・・」

全力疾走した後のように心臓が苦しい・・・酸素が足りない気もするし、何よりも下肢への熱が異常な程集まっているのが判る
この間、「おあずけ」されて、ずっと我慢して限界を超えた時よりも大きな熱・・・でも、もうあの時のような過ちは犯したくない・・・

「部屋・・・戻ったら・・・オレの部屋、閉じ込めろよ?」
「・・・何」
「明日・・・なったら全部戻っから・・・きっと・・・大丈夫」
「・・・バカ。バーカバーカ。いいからっ!早く部屋戻らねぇと通報されんじゃね?酔っ払いがーって」
「ハハ・・・」

起き上がろうとするのに全然足が、膝が言うことを聞かない。力が入らない。全ての力が雄に集まっている気までする

「やっぱり引きずって行く。なんか敷いて!段ボールとか!それ!オレが引きずって部屋まで運んでやるって!段ボール探してくる!ゴミ捨て場行けばあんだろ!」
「行くな・・・」

柿内に腕を掴まれて異常に熱い柿内の手を両手で包み込む

「1人・・・にすんなとか言ったら・・・笑うよな・・・」
「笑わない」
「やべぇ・・・すっげぇ心細ぇ」
「あぁ、イイよ。ずっとここにいる。お前の薬抜けるまでここにずっといたっていい」

手から伝わって来る柚木の熱を感じながら膝に頭を埋める
繋がっているのは手だけなのにそれだけで気持ちが良くて心地が良くて
体中沸騰しそうなくらい熱いのに柚木の熱だけは特別に感じられて伝わって来る温かさが優しくて

「すげ・・・」
「ん?」
「多分・・・今、手に感覚集中したら・・・達ける」
「フハ・・・マジか」
「・・・出したい・・・」
「・・・イイよ。バレりゃしない」
「あんたの手に・・・あんたに・・・出したい」

少し周りを確認する。夜中で人の通りもほとんどないとは言え、たまには人も通るし、密集している家やマンションから見られるかもしれない・・・でも、懇願するような苦しそうな柿内にゴクリと唾を飲み込むと柿内のジーンズへ手を伸ばした

「柚木さんっ!」

沙耶の声にビクリと伸ばした手を引っ込めると顔を上げる
手には大きな板のようなものを持って再びやってきた沙耶に「どうして」と声を上げようとしたが、沙耶が持ってきたものが何か理解して立ち上がる

「・・・沙耶ちゃん・・・それ」
「んっ!梅のね!梅の家から借りてきたっ!これなら、運べるでしょ耐荷重90キロって書いてあるし行けるっしょ!」
「・・・ありがと・・・沙耶ちゃん、ありがとう!」

沙耶が持ってきた台車のハンドルを起こすと柿内の体を抱えて台車に乗せる

「・・・マジか・・・」
「沙耶ちゃんに感謝だー。あと神田にも」
「梅・・・か」
「沙耶ちゃんの幼馴染み、柿内も知ってんの?」

ガタガタと動き出した台車の振動に息を詰める
振動が肌に触れる布と擦れて快楽に直結するだなんて思ってなくて

「柿内?」
「・・・っ・・・ぅ・・・」
「・・・キツい?」
「早くっ・・・部屋っ・・・行けっ・・・」
「あと少し・・・耐えろ」

地面に膝をついて動かなかった時は気付かなかった。こんなにも全身が敏感になっていて全身が性感帯になったような感覚には気付きようがなかった

「ぅ・・・あ・・・はっ・・・んっ」

少しの段差で漏れ出す声に手で口を塞ぐ。それでも閉じていられなくてだらしなく漏れ出した涎を手で受け止めながら早く部屋に入って全てを脱ぎ捨て、熱い昂ぶりを早く解放したかった・・・






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台車に乗せられて全力疾走とかお尻痛いよね・・・

うちの攻は基本よく喘ぎます
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