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青春はプールの中で10-28 - 05/14 Sun

trackback (-) | comment (0) | 青春はプールの中で
沙耶たちと別れて部屋に戻ると特に会話もなく、柿内はキッチンへ。柚木はテレビの前のソファへと座りいつも通りの位置関係

「・・・」

いつも通り
いつも通りだけど、今日はいつも通りじゃないことをするはずで
それを判っているからどこか心の中はいつも通りじゃない2人

「なぁ、今日、夕飯・・・な、何脱いでんだよ」
「あー?汗かいたからシャワー行こうかなって・・・あぁ、意識してんだな?」

ニヤニヤ笑った柚木がキッチンへと来て柿内の腕を引いてソファへ戻る

「飯作って・・・」
「んー、とりあえずお前も脱がね?後でオレも夕飯作るの手伝うし」

柚木の言葉に手を止めて遂に来たのかと腹を決める

「判った」
「お?マジで?」
「・・・あんたが言ったんだろ。この休みはずっと服も着ないで引きこもるって」
「フハッ!覚えてたわけなー?そうそう。オレは楽しみにしてたからな!」

柿内の手を引いてキッチンから連れ出した柚木は柿内のシャツを引っ張って脱がせる

「ま、待っ・・・」

デニムのボタンに手をかけた時、それを止められる

「なんだよ。怖気付いた?」
「じゃ・・・なくて」
「お前の裸くらいもう見飽きるくらい見てんじゃん。脱ぐの今更抵抗か?」

見慣れている。脱ぐのももう慣れている。でも、それは部活でのこと。柚木を抱く側でのこと。今日は違う

「準備・・・要るんだろ」
「あー?うん。だから」
「それは自分でっ!!!」
「そこもやらせろよ。お前、判んねぇんじゃね?」
「判っ・・・てるし!大体、男相手っつーのは初めてじゃねぇしっ!どうするかくらい知ってっし!」

柚木はふわりと笑って柿内を抱きしめると「いいんだな?」と最後の確認をする

「黙って待ってろ」

柿内の言葉に頷くと下着1枚のままソファへと腰を下ろしてリビングを出て行く柿内の背中を見送った





「できた?なぁ!ちゃんとできたー?」
「うっせぇ!!!黙れ!口開くなっ!」
「確認必要だろ。柿内くーん、ちゃんとできましたかー?」

柿内がバスルームから戻ると部屋へ引っ張っていきながらしつこく確認してくる柚木
これは緊張を解くためのいつも通り

「でき・・・てなかったら悪い」
「あー、うん。予想外に可愛くてビビってる」
「うっせぇ!可愛くてたまるか!大体っ!あんた・・・あー、くっそ楽しそうな顔しやがって」

キラキラ楽しそうな表情の柚木に顔を緩ませてしまう柿内
柿内の好きな顔。泳いでいるときと同じような顔を自分に向けてくれるのが嬉しくてたまらない

「柿内」

柚木の雄っぽい声だとか
真っ直ぐな瞳だとか
積極的なキスだとか

いつもと同じように思えるけれど少し違ってどうしたらいいのか判らない

体を撫でられて、キスをされる
太ももに触れられ足を持ち上げられると急に羞恥心がわいてきて柚木の体を掴んだ

「待った!待った待った!!!な・・・これ、恥ずかしいしっ!」
「あー?お前もやってんじゃん」
「オレはっ・・・や、マジでこれは」

柚木もいつもこんな恥ずかしい気持ちだったのかと思うと申し訳なくなる
男としてのプライドがズタズタにされるような気がして必死に抵抗する

「心の準備っ!してたんじゃねぇの?」
「してた・・・けどさ」
「イイよ。じゃあうつ伏せになってケツ少しあげられる?」

今の格好よりは視覚も塞がれてマシだと柿内はうつ伏せになって腰を浮かす
そして柚木の手を待った








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初のリバカップル・・・でしょうか・・・でも、うち基本的にリバ臭わせまくってるよな・・・
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