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つれないキミと売れてる僕11-9 - 07/10 Mon

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里見が須野に体重を掛けている状態でも里見が仕事に集中していることぐらい須野にも判っていた。朝、軽く食事を摂ったけれど昼の時間になっても何も言わず、ローテーブルに置いたコーヒーにも口を付けない。そして、ヘビースモーカーの里見がタバコにすら手を伸ばさないから

そろそろ電気を点けたほうがイイだろうと思いながらも里見が体重を掛けたままの体勢で集中を切らせたくないし、と迷っているとタタンと軽快な音を立てた里見が「終わり!」と呟きすぐに机にパソコンを置いて須野を見てキスをする

「っ?!」
「うわ。なにそれ。超びっくりーな顔してんな」
「・・・びっくりした」
「終わってすぐキス。イイだろ?これ・・・っつかなんかすげぇ時間経ってた!お前、よくじっとしてたな?」

里見に褒められている気がして小さく笑うと「電気つけるね」と立ち上がったがすぐにソファに押し戻される

「トイレとか我慢した?」
「・・・そういえば、そうかもしれない」
「腹減った?」
「そうだね・・・でも大丈夫」
「・・・」

ギュッと須野を抱きしめて優しく撫でてくる里見にただ照れながらどうしたのかという顔で見上げる須野

「オレはしたいことしかしない」
「・・・うん・・・?」
「前から言ってるし知ってるよな」
「うん・・・」

里見の言葉にただ頷く須野
そんな須野に「判ってねぇな」と小さく呟くと須野の頬を抓った
言葉は苦手。でも態度でならまだ表せる。誰も見ていない2人きりの空間だからずっと傍にいて、愛情を表現することはできる
それを須野は全然判っていない様子で、もっと喜ぶと思ったのに驚くだけで喜ばないことが里見は苛立つ

「べたべたすんの好きじゃねぇ?」
「え!・・・里見とくっつくの好きじゃないわけないでしょ!?」
「もっと喜べば?」
「あ・・・嬉しいよ・・・すごい嬉しい・・・」

やっとはにかんだように笑った須野に満足して須野の上から降りると立ち上がって手を伸ばしてくる

「・・・?」
「まだ少し時間ある」
「・・・うん?」
「ベッド」
「え・・・え?!ええっ!?」
「そういう気分。嫌なわけないよな?」
「あ、うんっ・・・うんっ」

里見からの誘いが嫌なわけがない。いつだって里見で頭の中はいっぱいなのだからいつだって触れたいと思っているのだから・・・








寝室に移動するとキス・・・何度もキス・・・唾液が混じりあって口端から溢れてベタベタになるのも構わないキス

「ふ・・・ぁ・・・里見・・・気持ちイイ・・・」
「ん・・・エッロ・・・クソエロ・・・」
「あ、僕もっ・・・見たい。里見、シャツ脱がせたいっ・・・」

須野のシャツを捲って胸にキスを落としていく里見に須野が困ったように手を宙で掻く

「ん・・・」

シャツを脱ぎ捨てる里見の姿が色気に溢れていてうっとりと見惚れ、里見の肌にキスをする

「出掛けるから挿れんのはナシな?」
「ん・・・んっ・・・んー」
「おい、聞いてる?」
「挿れるのは・・・ナシ」
「おう」

興奮した須野はいつもと違って新鮮だった。いつも我慢ばかりしていてさっきのように何時間も動かないよう耐える須野が本能に負けて獣のように里見の肌を優しく吸う姿・・・

「須野ー、下、脱げー」
「はぁっ・・・」

言われた通りにベルトを外し、ボタンを外すと下着を窮屈そうに持ち上げている雄が解放されて小さくホッとしたような甘い喘ぎ声を上げる

「里見も・・・脱がせてイイ?」
「イイよ」

須野が脱がせやすいように少し腰を浮かせて全て脱がされるとすぐに須野の唇が里見の腹に降りてきてそれが腰骨、太ももへと降りていく

「ふは・・・くすぐったい」
「ん・・・ごめんね・・・」
「何?自分で扱くの?」
「舐めて・・・イイ?」
「んー・・・オレに舐めてほしいって言って?」
「え・・・」

思わず顔を上げて里見を見ると小さく開いた口から卑猥に動く舌が見えて生唾を飲み込む

「お願いできたら舐めてやる」
「あ・・・あ・・・僕の・・・」
「そう。お前の」

里見に何度もしてもらった。でも、お願いしたことはない・・・

「須野ー・・・言えよ・・・上手におねだりしろよ・・・エロく言えよ・・・」

里見の色気は全て計算・・・どんな風に言えば煽られるのか判っている・・・須野が興奮し、荒い息を吐き出しながら里見を見つめて再び唾を飲み込む

「光・・・僕の・・・僕のっ・・・舐めてほしい・・・です」
「オレに舐めてほしい?」
「光にっ、舐めてほしいっ・・・」

満足そうに笑った里見が須野を押し倒すとちゅっちゅっとわざとらしく音を立てながら須野の雄にキスをして赤い舌で根元から先まで舐め上げた









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須野ちゃんからのおねだり。今回のノルマひとつ達成である

どうしても水尾の表現力、言語力ではエロ単調化に悩んでおりまして(それでもつれキミ売れ僕はなんかアブノーマルに走ったりして頑張っているけれども)濃いのが書けてないのが水尾的に大不満なのであります
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