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里見くんの誕生日5 - 05/15 Fri

trackback (-) | comment (0) | つれないキミと売れてる僕番外編
離れの客専用だと言う露天風呂は小さくはあったが、雰囲気も風呂の内容も良く、里見はつかりながら「あぁ」と感嘆の声を上げる

「須野ー、メシのこと聞いたー?」
「?」
「葛西たちもこっち来て一緒に食えるようにしてもらったらしいぞー」

須野は微笑んで頷く。里見の誕生日会なのだから、一緒に食事を摂りたい

「それ、喉痛ぇの?」
「痛くない・・・けど、この声聞き辛いでしょ?」
「聞きなれねぇけど・・・なんか色気はある」

里見はそう言うと笑って須野の首に腕を回す
そして須野は里見の唇を受け入れた

「ちょっとちょーーーっとお二人さん・・・」
「おー、来たか」

後ろから声を掛けられ、思わず体をびくつかせたが、その声の主が葛西と判っているため須野から離れない里見

「やー、見せつけるのはイイケド・・・ここで始めんなよー?」
「やんねぇよ。のぼせるし」
「光、どう?ここ・・・気に入った?」
「おう・・・仕事無理矢理終わらせて来て良かったと思ってる」

里見がそう笑うのを見てホッとする葛西

「光、温泉好きだよなぁ」
「おう」
「須野ちゃんは?」
「僕までついてきて申し訳なくなってる」
「バーカ!須野ちゃんと光が喜んだらそれでいいのっ!光だけ連れて来たって楽しくねぇだろ」

口を尖らせた葛西は須野にお湯を掛ける

「それに須野ちゃんも仕事漬けでオレ、心配してんの」
「・・・それ、ゆりさんに言えよ」
「ゆりちゃんに?もちろん言ってる!でもゆりちゃんは仕事ないと生きていけないとか言うしさ・・・」

葛西はため息を吐いたがその顔は幸せそうな顔だった

「夕飯もめちゃくちゃ美味しいらしいよ!ゆみちゃんお墨付き!」
「楽しみだなぁ」

里見はそう笑うと「のぼせるから出る」と温泉を後にする

「あいつ・・・ホント堂々としてんなぁ」

どこも隠すことなく全裸のままスタスタ歩く姿に男として尊敬の眼差しを送った


夕食は本当に文句のイイ用のないもので里見は満足そうに笑う。それを見て同席している3人も満足そうに笑った

「里見さん、あの、どうしようか迷ったんですが、ケーキ、まだ入ります?」
「マジで?かなりキツイよ?」
「ですよね・・・」
「でも、せっかくなんで戴きます」
「よかった・・・小さめのをお願いしているので持ってきますね」

由梨のが立ちあがって部屋を出る

「・・・ゆりさんの浴衣、可愛いな・・・人の嫁でも華があるっていいなぁ」
「ダメー!!!!光っ!ゆりちゃんはダーメェェェェ!色目使っちゃダメよ?マジで泣くからね?」
「バーカ。親友の嫁寝盗るか」

里見が葛西の頭をペチンと叩くと隣で須野がまた笑う
幸せな風景。里見がいて、葛西がいて・・・笑っている。そんな日常が幸せで仕方がない

「葛西ありがと」
「ん?須野、ちょっと声戻ったなぁ・・・よかった」
「うん。里見がこんな笑ってるの久し振りで・・・里見の誕生日旅行なのに僕が一番幸せ感じてるかも」
「もー!!!!もぉぉぉ!!!光!須野ちゃんのこの優しさ!少し見習え!あぁぁ絶対手放すなよ?こんなイイ奴いねぇ!」
「あぁ?オレが手放したってこいつがオレから離れねぇだろ」

里見はそう言って須野の頭をくしゃくしゃと撫でると須野は小さく「うん」と頷いた


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今回、里見への愛が大きすぎて色々あちこち削って削って・・・とやってきたのだけれど、この温泉が混浴で由梨乃と里見がばったりーなーんてのは削った中で一番大きかったような気がしないでもない
ところで、ネットが光になったのだけれど、光が来た!光が来た!と騒いでいてふと・・・

里見が来たみたいwwwwwちょwwwww里見来い!来て!来てくださいっ!!!!

と頭で祭りになっていたのはちょっとした秘密である
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